従業員

楽天には、様々なアイデアを誰もが自由闊達に交換できる、極めてオープンかつダイナミックな企業文化があります。私たちの職場には才能ある社員があふれており、今後も世界中から優秀な人材を採用していきます。私たちは、楽天にかかわるすべてのステークホルダーの人権を尊重し、人材とアイデアがオープンに行き交い、多様なキャリア開発のチャンスが用意された職場環境を構築することで、さらなる成長を遂げることができると考えています。

労働慣行

すべての社員は、楽天の大切な財産です。社員の出身地は70カ国・地域以上。その一人ひとりが多種多様なキャリアや経験を有しています。楽天では、世界中のお客様にとって価値のある革新的なサービスを生み出すために、個々の社員のアイデアや考え方を共有できる環境を構築しています。また、一人ひとりの多様性を尊重し、すべての社員にとって魅力のある職場となるために、労働環境の整備も推進しています。

基本的な考え方

楽天は

  • 個々人の個性を尊重して、尊厳を認めて、会社で働くすべての従業員に対して、機会均等実現に努める。雇用・給与・手当・昇進・解雇・退職に関する決定は、仕事に対する各従業員の能力のみに基づいて行うものとして、国籍・人種・性別・信仰・婚姻歴・子女の有無・宗教や政治思想・年齢・障がいの有無・性的指向・性自認などによって、差別しない。
  • 監禁・拘束・奴隷労働・超過勤務の強制等の如何なる形態でも、強制的に労働をさせない。
  • 児童労働を禁止する。原則として16歳未満の児童を採用しない。
  • グループで働くすべての従業員の尊厳を認めて、異性および同性間での性に関する身体・肉体・言語等によるハラスメントや虐待、および社内での役職・立場・従業員の区分等を利用した身体・肉体・言語等によるハラスメントや虐待を禁止する。また、職場における妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメントを禁止する。
  • 長時間労働の削減に努める。
  • 事業活動を行うエリアにおいて、現地雇用を促進し、コミュニティのエンパワーメントを図る。

ダイバーシティの促進

ダイバーシティは楽天の企業戦略の柱です。世界中の様々な個性や価値観を持った才能あふれる人材を雇用し、革新的なサービスを生み出し続けることを目指しています。詳しくはダイバーシティのページをご覧ください。

ダイバーシティの促進

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長時間労働の削減

楽天では、長時間労働の削減に向けた様々な努力をしています。ビジネスインテリジェンスツールを出欠システムに繋げることで、社員と上司の労働時間を可視化することができるようになりました。この取り組みは、過去の労働時間を把握し、そこから今後の傾向を予測することで、あらかじめ業務計画を立て長時間労働を防止・削減することを目的としています。また、すでに「ノー残業デー」を導入している部署もあります。

ハラスメント対策

楽天では、すべての役職員の人権が尊重され、互いの信頼のもとに業務を行えるような環境を作り、これを維持していくことを重要と考えています。 ハラスメントのない尊厳にあふれた職場環境を提供するよう努めています。私たちは、如何なる形態のハラスメントも容認しません。ハラスメントに対処するため、次のような措置をとっています。

  • ハラスメント相談窓口
    楽天ではハラスメントや苦情の相談・報告を受け付ける機密のハラスメント相談窓口を設置し、ハラスメントにつながる行動が適切に対処されていることを確認しています。相談者に不利益が生じないよう、十分な配慮をします。
  • ハラスメント研修
    役職員やマネージャーを対象としたハラスメント研修を行い、ハラスメントの啓発・防止に努めています。

労働基準の伝達

楽天では、すべての社員に対し入社時に労働環境などを規定した楽天主義 (楽天の基本原則)を配布しています。また、労働基準等を随時社員に伝達するため、すべての社員に対する必須のセッションを開催しています。

インターンシップ

楽天では、大学生に対し毎年インターンシップの機会を提供しています。インターンシップでは、楽天の企業文化や実際の仕事で必要とされるスキル、そして社会人としてのマインドを経験を通じて学ぶことができます。様々なタイプのインターンシップを用意し、学生がそれぞれ希望するキャリアプランに最も合うプログラムを選択することができます。

児童労働・強制労働の防止

楽天では、雇用契約を結ぶ際に全社員の年齢を確認します。また、ビザの発給や更新等で必要な場合を除き、社員の旅券や身分証明書を保持せず、関連書類への自由なアクセスを確保しています。

人材開発

楽天は「エンパワーメント」の考え方に基づき、すべての社員に、様々なチャンスを提供します。日々の業務や新しいサービスの開発に必要な技術的なスキルはもちろん、一人ひとりの社員が、それぞれのキャリアステージで、能力を最大限に発揮できるよう、ビジネススキルや自己啓発のサポートも推進します。

研修

すべての社員の能力を最大限引き出しそれぞれのキャリアの成長をサポートするため、楽天では「階層別研修」「ビジネススキル研修」「Englishnization」の3つのカテゴリーに分類された様々なトレーニングを提供しています。これらのトレーニングは、コミュニケーションスキル、英語、クリティカルシンキング、タイムマネジメント、リーダーシップなどを含みます。

パフォーマンスレビュー

私たちは、職場におけるコミュニケーションを強化し相互のフィードバックを通じてお互いが学び続けることができる「フィードバック文化」をつくることが、社員一人ひとりの生産性と、パフォーマンスを最大化し、会社のさらなる成長につながるものと考えています。社員は半年に1回目標を設定し、目標の見直しと発揮した能力(コンピテンシー)と残した成果(パフォーマンス)の評価を行います。
また、社員と上司が定期的に悩みやパフォーマンスレビュー、フィードバックの授受を共有する場として、定期的な1on1ミーティングの仕組みを導入しました。1on1ミーティングによって相互の信頼を築き、次に取るべきアクションを明確にすることで、社員の成長と発展を促します。

グローバル人材育成プログラム

楽天は、世界で活躍できる社員を育てるべく、グローバル人材育成にも力を入れています。中でも注目すべきプロジェクトは、社内公用語英語化です。社員のTOEIC平均スコアは2010年時と比べ300以上伸び、838.2点*となりました。また、社員同士が文化の違いを建設的に理解し合い、コミュニケーションがより円滑になるように、異文化トレーニングを実施しています。こうした機会により、社員はグローバルな規模で自身のキャリアを開発することが可能となっています。

  • * 2018年3月末時点の楽天株式会社における正社員の状況

MBA サポートプログラム

未来のリーダー育成を促進するため、一定の基準を満たした社員を対象に、ハーバード大学、ケンブリッジ大学、INSEADを含む米州・欧州・アジアのビジネススクール等におけるMBA取得をサポートしています。

自発的なキャリア開発を促す仕組み

楽天には様々なビジネスとポジションがあり、社内で異なるキャリアパスを探索することができます。セルフアセスメント制度を導入し、半年に一度、社内で希望するキャリアパスを社員自身が申告することができます。人事担当者によるレビュー後、必要に応じて面接が行われます。さらに、社員のキャリア開発を促進する「オープンポジション制度」を導入しています。社内向けのオープンポジションの採用ページでは、各ポジションの詳細な職務内容や必要なスキルが記載されているため、社員は各ポジションで自分が働く姿を想像しながらそれぞれのキャリアを考えることができます。私たちは、すべての社員のキャリア開発をサポートし、最大限の可能性を引き出します。

従業員の健康・安全とウェルネス

楽天では、従業員一人ひとりの日常生活や健康・安全 を支える職場づくりを大切にしており、「ウェルネス」(Wellness)と呼ばれる“従業員 一人ひとりの心と体の健康の発展と維持を目的とした取り組み”を推進 しています。 第二の家(ハウス)のように快適に過ごせる健康的で安全な 職場環境を確保し、生産性を高める基盤をつくることで、従業員をエンパワーすることを目指します。今後も新しい働き方やより良い職場環境の整備に向け絶えず模索し、止まることなく進化し続けます。

基本的な考え方

楽天は、従業員とその家族の健康と安全を大切にしています。私たちは、以下の方法で健康で安全な職場環境をつくり続けていきます。

  • 長時間にわたる労働等による従業員の健康障害と安全の問題防止に向け、労働基準監督署長や関連する第三者機関等からの命令、指示、勧告または指導をもとに計画を作成する
  • 職場における事故の原因を調査し、再発を防ぐ
  • ルールやトレーニングを通してメンタルヘルスを含む従業員の健康を維持・促進するアクションプランを策定する

健康・安全・ウェルネス経営推進体制

楽天は、健康的で安全な職場環境を確保することはもとより、従業員が自発的かつ意欲的に健康と向き合い、自らが 持つ力を最大限に発揮し、ひいては全社の活力向上につながるような取り組みを戦略的に実践していく「ウェルネス経営」 を目指します。

楽天健康宣言

楽天健康宣言
楽天健康宣言

楽天におけるウェルネスとは

楽天では、“従業員一人ひとりの心と体の健康の発展と維持を目的とした取り組み”として「ウェルネス」を推進しています。 本取り組みでは、“心身ともに高いレベルで充実し、社会貢献やイノベーションを起こすことができる状態”を「ウェルビーイング」(Well-being)と捉え、個人、会社、社会全体において向上させることで、社会と楽天に関わるすべての人をエンパワーすることを目指します。 その実現のため、楽天においてはCWO(Chief Well-being Officer)のリーダーシップのもと、ウェルネス部 を中心に本取り組みを行っています。

楽天におけるWellnessを構成する主な要素

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Body(健康的な体)、 Mind(健康的な心)、 Intake(健康的に取り入れるもの)をスコープとし関連要素を強化するプロジェクトを推進、3つの要素を組み合わせ「健康的に働き続けられる従業員、環境作りの実現」を目指します。

実現に向けた取り組みイメージ

Our approach to empowering wellness (from individual to the society)

個人でできる取り組みから社内だけの施策に限定せず、サービスやデータといった楽天独自の強みを生かし、政府、教育機関、病院などとのコラボレーションを通じて従業員の”Wellness”、社会全体の”Well-being”の向上実現に向けた活動を行ってまいります。

従業員の健康課題

楽天では、従業員の「ウェルビーイング」向上を目指し、心身の健康状態を分析するためのウェルネスサーベイ(調査)を毎年実施しています。楽天における「ウェルネス」を構成する主な要素として、Body(健康的な体)、 Mind(健康的な心)、 Intake(健康的に取り入れるもの)の3つの観点における25の調査項目を通じ、従業員の心身の健康状態や課題、習慣などのデータを収集・分析しています。
2019年に実施した調査の結果、睡眠改善、体重管理、運動不足解消が楽天の従業員における3大健康課題として特定されました。それぞれの課題を感じている従業員の割合を、年間約30%低減させるべく、以下の取り組みを実施しています。

健康課題の解決に向けた取り組み

ウェルネスサーベイの結果から特定された健康課題の解決に向けて、健康に対する意識と理解の向上および健康なライフスタイルの習慣化を促進する施策を実施しています。また、楽しみながら取り組むことのできる従業員参加型のイベントを行い、健康維持・促進へのモチベーション向上を図っています。こうした取り組みの結果を年次のウェルネスサーベイにて収集・分析し、健康課題の抽出・解決を目指しています。

健康セミナーの開催

従業員自身が健康について関心を高め、理解を深めるため、健康に関する様々なテーマのセミナーを定期的に開催しています。セミナーでは、それぞれの分野における外部専門家を招き、具体的かつ実践的な改善策を提供しています。これまでの実施テーマは以下のとおりです。

  • 腸活:腸内環境を整える「腸活」の方法
  • 脳の休息:「脳疲労」が解消される「科学的に正しい」脳の休息方法
  • 姿勢:首肩こり・腰痛改善に役立つ実践姿勢学
  • 目のケア方法:目の疲れ・眼精疲労に関する正しい知識とケア方法
  • 睡眠改善:睡眠の質の向上方法

習慣化を促す実践的な取り組み

心身の健康づくりを実践するために、毎週月曜日に行う全社会議の「朝会」において、ストレッチの時間を取り入れています。デスクワークの合間に実践できる簡単なストレッチを紹介することで、肩や腰の不調改善やリフレッシュの習慣を促し、社員 の心身の健康はもとより、仕事の効率化も目指しています。また、従業員の健康に関する情報共有も行い、健康意識の向上を全社一体となって推進しています。
その他の実践的な取り組みとして、従業員主導型の自由参加の取り組みとして「楽天ウェルネスモーニング」(業務時間前の早朝エクササイズ活動)を実施しています。ラジオ体操やストレッチ、ヨガやピラティスなどのエクササイズと合わせて、5分間の瞑想を行います。楽天グループの正社員だけに限らず、契約社員、派遣社員、パートナースタッフやその家族などにも広く参加を促し、運動とリラックスの習慣化を図っています。

楽天ウォークラリー

自由参加型の楽しみながら取り組むことのできる従業員向けイベントとして、実施期間内においてチームでの歩数を競う、ウォークラリーを実施しています。アプリ等のツール を活用して歩数を管理することで、従業員が自身で健康状態を把握する習慣づけにつながっています。本取り組みは、健康への影響だけに留まらず、各チームの従業員同士のコミュニケーション向上にもつながっています。

社員参加型のイニシアチブ

2010年より、楽天社員 で構成された職場向上委員会を設置しています。毎月の委員会に加えて、衛生委員会・労使委員会へ参加し、労働条件や社員 の健康と安全など様々な項目について経営陣と協議を行っています。

従業員健康促進コミュニティの事例

マインドフルネスネットワーク

マインドフルネスを通じて従業員の生産性、コミュニケーション能力、心の健康を向上させるための活動を実施しています。科学的に実証されたデータを用いてマインドフルネスに対する知識や理解を深めながら従業員が実践できる環境を提供しています。例えば、定例ワークショップや社内研修、ゲスト講演、マインドフルネスに関する社内外共同研究を行っています。

従業員の健康をサポートする設備

楽天クリムゾンハウスは、 従業員の日常生活を豊かにする場所です。ヘルシーな朝・昼・晩すべて無料のカフェテリアでは健康的な食事を提供しています。また、フィットネスジムとスパではリフレッシュ・リラックスできるように様々な設備を用意しています。社員が健康に関する悩みを相談できるよう、社内クリニックも併設しています。私たちが目指すのは、従業員の日々の暮らしと心身の健康をしっかり支えるオフィスです。

従業員の健康と職場の効率性を上げるため、電動昇降式デスクを全オフィスに導入しました。

社内に2カ所あるカフェテリアでは、従業員の健康と社内コミュニケーションの活性化を促進するため、朝・昼・晩3食無料で食事を提供しています。

フィットネスジムとスパで体をリフレッシュ・リラックスできます。また、マッサージや鍼灸も受けられます。

健康に関する悩みを医師に相談できる社内クリニックを併設しています。

楽天クリムゾンハウスの環境についてもっと知りたい方は、こちらをご覧ください。

従業員データ

1従業員当たり平均の研修受講時間

68.8時間

パフォーマンス評価と
キャリア開発レビューを受けた
従業員の割合

100%

  • データ範囲: 楽天株式会社
  • 2019年12月31日時点のデータ

第三者保証

本ページに記載された2019年度の社会データの一部について、ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッドによる第三者保証を受けています。