楽天社員のストーリー
楽天で活躍する多様な従業員のストーリーをご紹介します。実際の働き方、楽天でのキャリアや、仕事に対する想いなど、従業員の実際の「声」を掲載しています。
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楽天には、現状に満足することなく常に挑戦を続ける、自発的で才能あふれる従業員が世界中から集まっています。
楽天で働く従業員を大切にし、一人ひとりが自分らしく働ける制度や環境づくりを推進しています。
「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」というミッションの実現に向けて、優秀な人材の採用、キャリアアップや成長の後押し、多様な従業員にとって働きやすい職場づくりなど、すべての従業員がいきいきと活躍できるよう取り組んでいます。
従業員の多様性、インクルーシブな職場づくり、健康・ウェルビーイングを推進する取り組みの詳細は、以下よりご覧ください。
楽天では、「採用」、「育成」、「定着」の3つを柱とした「Back to Basics Project」を2017年より実施しています。
「勝てる人材、勝てるチームを作る」という人事に関する楽天の基本目標に立ち返ることを意味する本プロジェクトを通じて、強い組織基盤づくりを目指す多数の取り組みを行っています。
楽天では、あらゆる業務判断において、蓄積されたデータをもとにした意思決定が行われています。このデータを大切にする文化を人材マネジメントの取り組みにおいても応用し、様々な方法で人材データを活用しています。
例えば、新しい業界や地域で事業を拡大していく中、事業目標の達成に必要となる優秀な人材を確保することは極めて重要な課題です。楽天では、ピープルアナリティクス*を要員計画に応用することで、ある組織で人員目標が達成できるかどうか、採用活動や新卒配属が十分かどうかをより適切に予測することができます。また、社内ローテーションなどの選択肢を検討する際にも役立ちます。
また、組織構造を分析し、格付け別で従業員の配置状況を把握することで、管理職に必要なスキルを身につける研修の強化など、新規採用以外のソリューションを検討することもできます。
*従業員の属性データ(年齢や性別など)や行動データ等を収集・分析し、採用活動や従業員満足度の向上など、人事領域におけるさまざまな施策の実行や意思決定、課題解決に活かす手法
求職者との効果的なコミュニケーションによる相互理解の促進は、優秀な人材を採用する鍵となります。
楽天では、オンライン、オフラインの両プラットフォームにおけるコミュニケーションの機会を大切にしています。
就職先企業としての楽天への関心は年々高まっています。
ビジネス特化型SNSのLinkedInが発表する「今、働きたい会社」2022年版では、「昇進の可能性」「スキルの獲得」「仕事の安定度」「社外からの魅力」「社内のつながり」「社員の多様性」で高い評価を受け、1位に選出されました。また、就職情報サイト「キャリタス就活」が2022年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に調査・発表した「就職希望企業ランキング」において、総合ランキング4位、業種別ランキング(通信・情報サービス)1位に選出されました。
楽天の一員として、社会をエンパワーメントしませんか?
現在担当している仕事内容は?
楽天モバイルの広報として、サービスの良さをより多くの方に広める活動を行っています。プレスリリースの作成および各メディアへの配信、記者会見の実施、そして取材や問い合わせ対応などを担当します。
楽天でのキャリアの可能性は?
楽天には「数字にこだわる姿勢」と、「GET THINGS DONE:やり遂げる文化」があります。その2つを周囲に示すことができれば、年齢や職種に関わらずチャレンジできる環境があるということが、楽天の大きな特徴です。私自身もその文化のおかげで、新卒入社後は営業職に配属となって月間獲得目標を達成したり、その後、希望していた広報に異動させてもらえたりと、様々なチャレンジをさせていただきました。こういったチャレンジができる環境で、楽しく充実した仕事ができるのは本当にありがたいです。
田村 莉子
楽天モバイル株式会社
広報
楽天は、従業員が継続的に成長し、一人ひとりの力が最大限発揮される「学び続ける組織(Learning Organization)」となることを目指しています。日々の業務や新しいサービスの開発に必要な技術的なスキルはもちろん、ビジネススキルの習得や自己啓発のサポートを通じて、従業員一人ひとりのキャリア開発を後押しします。
楽天では、全従業員が半年ごとにコンピテンシー(仕事のプロセスにおいて発揮する能力)とパフォーマンス(成果)の目標を立てています。コンピテンシーは、楽天の価値観・行動指針である「楽天主義」の「成功のコンセプト」に基づいて定義され、コンピテンシー評価によって月額給与が、パフォーマンス評価によって業績賞与*が決まります。勤続年数に関わらず、能力・成果に対し正当な評価を受け、ステップアップできる制度です。
また、「コンピテンシー開発ハンドブック」を作成し、各コンピテンシーの定義、課題への対処法、迅速かつ正確な意思決定行うにあたっての具体的な実践例を示しながら、全従業員に期待する行動や考え方を掲載しています。期待する行動には、サステナビリティに関連する社内方針への遵守なども含まれています。このように、コンピテンシーを深く理解し、具体的な開発目標を設定し実践することで、従業員は自分自身のコンピテンシーを高めることができます。
*業績賞与:業績や個人の成果に基づき支給される変動報酬
現場でのコミュニケーションを強化し、組織としての成果を最大化するため、チームメンバーとマネージャーが1対1で行う1on1
ミーティングを定期的に実施しています。チームメンバーは、悩みや心配事を相談し、コンピテンシー開発や目標の達成に向けたフィードバックを受けることで、新しい行動につながる気づきを得られます。一方、マネージャーも、適切で効果的なフィードバックを提供できるようトレーニングを受ける機会があり、1on1
ミーティングは両者にとって成長の場となっています。チームメンバー・マネージャー間の信頼関係をより強固にし、相互のフィードバックを通じてお互いが学び続けることができる仕組みです。
2023年に1on1ミーティングを実施した従業員の割合は96%となり、満足度は95%でした。
楽天では、常に進化し続けるグローバルなビジネスシーンで活躍するために必要なスキルを身につける研修を提供しています。組織でより大きな裁量を持ち活躍できるスキルを習得するための「階層別研修」、論理的思考やリーダーシップを培う「ビジネススキル研修」、英語力や異文化マネジメントを磨く「Englishnization Next」の3つのカテゴリーで展開し、従業員の能力を最大限に引き出し、自律的なスキルアップをサポートしています。
オンボーディング研修では、新入社員、新任マネージャーを対象に、組織やチーム、その役割にいち早くなじめるよう必要な情報や知識を提供し、1日も早く業務に励めるようサポートします。
コンピテンシー研修(R-Basics)では、従業員がコンピテンシーを強化し、日々の業務の中で楽天主義を実践する方法を学びます。
ビジネススキルベーシック
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アドバンスは、コミュニケーションスキルやクリティカルシンキング、ファイナンス、リーダーシップ、問題解決手法など、ビジネスパーソンに必要なスキルを学ぶことができます。
メンバーとしての役割だけでなく、メンター、評価者などの役割を持ち、組織でより大きな裁量を持ち活躍できるスキルを習得するための研修を提供しています。1on1ミーティング研修では、1on1ミーティングを通じて従業員一人ひとりが最大のパフォーマンスを発揮できるよう、適切で効果的なフィードバックを提供するスキルを学ぶ機会を提供しています。
楽天では、個人の目標設定やビジネス戦略の策定、あらゆる業務判断において、蓄積されたデータをもとにした意思決定が求められています。課題の特定、KPIの設定、仮説立案と検証、そして分析したデータを元に実践するまでの流れを学びます。
100を超える国・地域から集まる従業員がお互いの個性や価値観を尊重し、一つのチームとして働くことができるインクルーシブな職場環境を築くために必要な知識やスキルを学びます。日常生活で生じる「無意識のバイアス」への気づきを促す研修や、異なるバックグラウンドを持つ従業員同士が仕事を進める上で必要な考え方や行動を学ぶ研修を提供しています。
言語を学ぶだけでなく、文化の違いを認識・尊重し、多文化カルチャーのチームにおいて効果的なコミュニケーション方法や、信頼性を構築するためのスキルを学びます。
従業員の成長とキャリアアップを支援するため、自己学習を促進する機会を提供しています。キャリアに必要な知識やスキルを習得できるプログラムでは、6,000を超える講座を受講できます。また、オンライン図書館「楽天デジタルライブラリー」では、テクノロジー、ビジネス、自己啓発、語学学習などのジャンルで2,700タイトルを超える電子書籍やオーディオブックを無料でレンタルすることができます。
楽天では、新卒採用活動を重視しています。入社後は、事業における活躍はもちろん、企業文化の継承・浸透においても重要な役割を担うとともに、楽天エコシステム内で様々なキャリアパスを築いています。2018年より、非エンジニア職を含むすべての新卒社員を対象にプログラミング研修を実施し、事業部門と開発部門の従業員間の円滑なコミュニケーションを可能にしています。プログラミング研修の導入は、社会の至るところにIT技術が浸透し、ビジネスの世界で成功するためにコンピューターの基礎知識が不可欠となりゆく未来への備えでもあります。新卒社員はプログラミング言語やコーディングの基礎、AIやビッグデータの利活用などについて学びます。その後、複数名のチームに分かれてプロダクトの開発を行い、その成果を競うハッカソン研修も実施しました。
開発・技術部門は楽天の中でも特に多様性に富んだ環境です。そのため、国や言語の違いを越えてお互いを尊重し合い、円滑なコミュニケーションが育まれることを目指したビジネススキル研修のプログラムが組まれています。また、楽天のシステム開発に求められる技術の習得や、スキルアップを支援する技術研修のプログラムも充実しています。さらに、講師認定プログラムを受講した後はトレーニングの講師を務めることも可能で、専門スキルをさらに高める機会として多くの従業員が講師を務めています。
自分自身の無意識のバイアス(先入観、偏見) を理解し、その影響を少なくする方法を学ぶ研修
実地研修を通じて、機械学習などのAI技術を利用して実際的なソリューションを実現する方法を学ぶ研修
アジャイルソフトウェア開発(迅速なソフトウェア開発を行う開発手法)に関する入門編の実地研修
多岐にわたるサービスを展開する「楽天エコシステム」によって、様々な職種や業種に挑戦する従業員に多様なキャリアと成長の機会の提供が可能となっています。キャリアプランの実現に向けた従業員の自主的な挑戦を促すため、「社内オープンポジション制度」を導入しています。従業員は、ポータルサイトにおいて、社内のキャリアの機会を知り、次のステージに円滑に進むために必要なスキル、知識、資格などを理解することができます。
高い技術力をもち、楽天の開発部門の技術力向上に貢献している人材を認定する人事評価制度「エキスパート認定制度」。認定を受けた従業員には、通常の報酬制度に加えて、エキスパート認定としての月給・賞与・ストックオプションが与えられます。担当業務でスキルを発揮するだけでなく、従業員への技術トレーニングの提供や外部の有識者団体への参画などの社内外の活動を推奨し、楽天から世界を牽引するエンジニアをより多く輩出していきます。
多様なキャリア選択肢が増えたことや、働き方改革などの社会的変化に伴い、個人の労働観が大きく変化しています。このような中で、従業員が一つの組織で長くキャリアを築きたいと感じるかどうかは、様々な要因が影響しています。楽天では、従業員の満足度を高め、キャリアアップのための刺激的なチャレンジを奨励するために、公平で適切な報酬と福利厚生、柔軟なワークスタイル、快適で魅力的、健康的な職場を整備しています。
様々な取り組みの結果、楽天グループ株式会社の2023年の離職率は2017年時から2.4ポイント減少しています。