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ドローン事業
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ドローン物流プロジェクト
新たなステージは、誰も手を付けていない「空」。ドローンが切り拓く新たな物流システム構築に挑む。
アシスタント
マネージャー
Charo
技術
企画チーム
Taylor
サービス
企画チーム
Tom

飽和状態にあると言えるインフラ、ドライバーの不足問題、買い物難民の増加といった物流の問題の改善に貢献すべく、2016年に立ち上がったのが、ドローンによる物流システムを研究・開発するこのプロジェクト。2018年からはUGV(無人地上車両)の分野も事業領域に取り込み、新たな物流の仕組みを模索し続けている。国や自治体とも連携を取り合いながら挑戦を続ける大規模かつ斬新な試みだけに、世界的な注目も集めている。

誰もやったことのないことに携わる。
充実感と責任感が交錯するプロジェクト。

現代の物流システムを取り巻く状況は、深刻な社会問題になりつつある。既存インフラの飽和とマンパワー不足による配送料金の高騰などに加え、高齢化問題ともリンクする「買い物難民」問題、度重なる災害時における物資の輸送問題など、あらゆる懸案が解決の目途の立たない状況が続く。そんななか、楽天が着目したのが空とドローンだ。ある意味、手つかずの物流ルートである空を舞台に、無人のドローンによって荷物を運ぶ。あらゆる問題を一掃する可能性をはらんだ夢のようなプロジェクトは、現実として着実に歩を進めている。
ドローン・UGV事業部は2016年に新プロジェクトとして誕生したのち、ドローン事業課に昇格。現在は事業部として活動を続けている。同事業部に所属するメンバーは、事業自体の魅力について「誰も成し遂げていないことを自分たちの手で築き上げることに魅力を感じる」と口を揃える。2016年から参加したCharoは言う。

「ゼロからビジネスを作るという事業に挑戦したいと思っていたので、配属が決まった時は『待ってました!』という感じでしたね。私たちが作る概念や技術がプロトタイプになる。そこにやりがいを感じます」

技術部門にかかわるTaylorは、現場で直面するサプライズの数々が、自らの成長を促す原動力になっていると語る。

「もともとメカが好きだったので現在の仕事は天職だと思うのですが、実際にさまざまなパートナーさんとの折衝の中で思いもよらなかった新しい知識を得ることがあります。そんな技術があるのか、そんなメーカーがあるのかと、日々驚きの連続ですね」

入社して最初の配属先がこの事業部だったTomは、そのコンセプトに即順応し、瞬く間にやりがいを見つけることに成功している。

「自分たちが規制やルールを定める役割を担うことに、責任感と同時に充実感がありますね。トップランナーとして新たな産業をけん引していく。入社早々にこんなダイナミックな仕事を担当することができて幸せです」

イメージをいかに現実に近づけるかという
雲をつかむかのような作業の連続。

ドローンで物を運ぶ。言葉にすれば簡単で、光景をイメージすることもたやすいプロジェクトと言えるかもしれない。ただ、現実的には越えるべき壁は多い。たとえば、規制の問題。都市部ではドローンを飛ばすこと自体が自由にできない現状のなか、緩和の方法を模索していくのもミッションのひとつだ。技術的な問題も立ちはだかる。現在、往復で10kmほどの飛行能力であるドローンを、どうブラッシュアップしていくのか。重い荷物を運び続けるには、どのような機体が必要なのか。これらの問題点はそれぞれが複雑に絡み合い、一筋縄では解決できない様相を呈しているが、メンバーたちの表情に焦りや困惑の色はない。Charoは問題を解決していくプロセスについて、明確な意見を持っている。

「やはり、第一に考えるべきは安全性なんです。『ドローンは危ない』という考えがあるから規制されるわけで、そこは私たちがテストや実績を積み重ねることで打破していかなくてはならない部分です。そのためにクリアするべき技術的な問題は何なのか。たくさんの問題点は繋がっているので、一つひとつ回答を見つけられればいいかな、と」

ドローン配送が安全で有益なものであることを証明するために、メンバーは飛行テストを繰り返すことで様々なデータを収集し続けている。ドローンを飛ばせる環境を求めて遠方に出張することもしばしば。多忙なスケジュールになることも多く、Taylorは「体がいくつあっても足りません」と笑う。

「テストとは言え、毎回の飛行のたびに緊張感はあります。正しく飛ぶだろうかということはもちろん、事前の予想と違う想定外の状況に遭遇することもありますから」

Tomの言葉には、前例のない特殊な挑戦に挑む難しさだけでなく、その難しい作業と結果のすべてがプロジェクト全体の利益につながるという充実感も含まれている。何事にもチームプレーで挑むことの多いドローン事業部にとって、困難は一丸となって乗り越えていくもの。想定外のトラブルさえも、進歩に必要な糧として笑って受け入れる前向きな土壌が育まれている。

着々と成果を挙げつつある実証実験。
「空の産業革命」は、すぐそこにある。

発展途上のミッションではあるが、その活動の全てが研究と開発だけに費やされているわけではない。テストの一貫としての側面もあるが、実際にドローンを用いて荷物を運び、顧客のニーズに貢献する実績も、少しずつ積み上げている。

「楽天市場で扱った母の日商品を、ドローンを使って贈るといったイベントを開催しました。驚きながらも感激するお客様を見て、これこそが私たちの目指すべきエンパワーメントだと思いましたし、最大の成果だなと実感できました」(Charo)

他にも、買い物もままならない被災地に食糧を運んだり、集合住宅に荷物を配達したりといった、現実的な事例も成功させていることから考えても、ドローン物流は人々の想像より早く、実用化されるという期待感も高まっている。ますます具体性を帯びつつあるこの先進的なビジネスモデルは、海外からの注目度も高い。世界各国のメディアから取材要請を受けることもあれば、海外の事業者から利用の問い合わせが届くこともあるという。そんな状況に浮足立つことなく、自らの足元を見つめ、確実にミッションをクリアしていくことこそが最優先だとメンバーは考えている。

「国内外で、同種のビジネスモデルを研究している企業があることは知っていますし、気にならないと言えば嘘になります。しかし、現段階では明確に『どこがライバル』といった考え方はできないというのが正直なところです。世界の潮流を参考にしながらも、楽天ならでは、日本ならではの新物流システムが構築できればいいと思っています」(Charo)

未開拓の空という道を切り拓き、新たなインフラとビジネスを作り出す。ひと昔前ならSF小説の中のテーマだったミッションが、確実に形になろうとしている。それをけん引するのは、幾重にも連なる障壁を笑顔で越えていく、プロジェクトメンバーたちのポジティブな思考なのは言うまでもない。

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