楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)と丸紅新電力株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:西山 大輔、以下「丸紅新電力」)は本日、低圧需要家向け電力と他商材の購入および利用促進に関する包括連携について合意しました。
今回の合意により、これまでの連携分野を楽天グループの各種サービスにまで拡大し、丸紅新電力が丸紅グループで培ってきた50年以上にもおよぶ電力事業の経験とノウハウと、楽天グループが「楽天市場」などインターネットサービスを中心に展開してきた実績や独自のポイントプログラム「楽天スーパーポイント」および楽天会員基盤などの強みを生かし、低圧需要家向けのサービスを強化していきます。
両社は、今回の包括連携にあたり、①楽天の低圧電力供給サービス「まちでんき」(注1)をキャンペーン期間中にご契約いただき、さらに「楽天モバイル」を新規契約した方、もしくは契約中の方に「楽天スーパーポイント」を3,000ポイントプレゼントするキャンペーン、②対象期間中に「まちでんき」を契約すると最大2,000ポイントをプレゼントするキャンペーンを実施します。また、支払いの利便性を高めるため、2017年3月利用分から月額利用料を「楽天スーパーポイント」を使って支払えるようになります。
楽天と丸紅新電力は、2015年9月に低圧需要家向け電力小売事業での業務提携を開始して以来、主に「楽天市場」の出店事業者や楽天コミュニケーションズ株式会社と契約している法人など低圧非住宅(注2)に対して、取次ぎ契約による電力供給サービス提供などサービス領域の拡大を推進してまいりました(注3)。低圧住宅(注4)向けには、2016年11月30日よりクレジットカードによる電気料金支払いを開始し、「楽天カード」の利用者への特別キャンペーンを楽天と丸紅新電力が共同で実施しました(注5)。その結果、電力小売事業においても共通の会員プログラムを通じてシームレスにサービスを提供する「楽天経済圏」モデルが有効であることを確認し、電力小売完全自由化から1年後となるガス自由化も開始される2017年4月に向けて顧客獲得を加速させるため本日の合意に至りました。
楽天と丸紅新電力は、今後も連携を強化することで、電力およびガスの小売全面自由化に伴う顧客ニーズの多様化に対応した付加価値の高いエネルギーサービスを提供していくとともに、エネルギー市場における健全な競争と発展に寄与してまいります。