“携帯電話業界を民主化する”「楽天モバイル」の挑戦

Business Topics 02
“携帯電話業界を民主化する”
「楽天モバイル」の挑戦

世界初・エンドツーエンドのネットワークを構築し、
業界に大変革を起こす

楽天モバイル株式会社は2019年10月より、MNO(移動体通信事業者、Mobile Network Operator)としてサービスを開始します。世界初のエンドツーエンドの完全仮想化クラウドネイティブネットワークの構築により、設備投資や運用コストを大幅に削減します。さらに、ソフトとハードが分離したクラウドネットワークは専用の機器に依存しないため、災害時やサーバーの問題が起こった時に容易に代替が可能となり、通信障害のリスクを軽減します。このような特徴をもつネットワークを展開していく楽天モバイルは、携帯電話業界にいかなる変革をもたらすのでしょうか。楽天モバイルが切り拓く、“第四のキャリア”の可能性にフォーカスします。

既存の携帯キャリアとは一線を画す、「お客様の声を形にする」MNOへ

楽天モバイル株式会社は、携帯キャリア事業への新規参入となる2019年10月に向けて、ビジネス体制を構築する最中にあります。2017年12月に携帯キャリア事業への参入を発表して以降、2018年4月には第4世代移動通信システム(4G)通信用周波数(1.7GHz帯)の割当を受け、同年12月には基地局の建設を開始しました。さらに2019年2月には、エンドツーエンドの完全仮想化クラウドネイティブネットワークにおける実証実験に成功し、同年4月には第5世代移動通信システム(5G)で使用する周波数(3.7GHz帯および28GHz帯)の割当を受けました。従来のモバイル通信ネットワークでは高価な専用ハードウェアの設置が必要ですが、楽天モバイルでは完全に仮想化したネットワークをクラウド上で構築するため、ソフトウェアとハードウェアが切り離されます。この結果、低廉な汎用ハードウェアによる運用が可能となり、ハードに依存せず、ソフトウェアのアップデートにより運用を効率化、さらに設備投資や運営コストも大幅に抑制されます。こういった楽天モバイルの取り組みは、“携帯電話業界の民主化”を呼び起こし、市場を動かしていくきっかけになるでしょう。

楽天モバイルは、MVNO(仮想移動体通信事業者、Mobile Virtual Network Operator)サービス「楽天モバイル」で市場をけん引してきました。データ通信に加え10分以内の国内通話が使い放題の主力プラン「スーパーホーダイ」の導入や、自動更新の無いプランの提供、オフライン店舗である「楽天モバイルショップ」の積極的な出店により全国500店舗(2019年5月時点)を達成するなど、カスタマーファーストなサービス展開を続けています。オンライン契約と店舗契約を並行する独自の体制によって、今後も他社に類のない顧客とのタッチポイントが続々と生まれていく可能性を秘めています。そして、その様々なタッチポイントから得られたビッグデータは、“顧客体験の向上”に活用されます。

アイデアの実現と自身のキャリア向上、2つが同時に叶う環境

現在、楽天モバイルのUX部は、MVNOサービスにおけるオンライン、オフライン、コールセンターなど全てのタッチポイントにおける顧客体験の改善を包括的に行っています。そこで得た有用なデータは今後、MNOサービスにも活用されていきます。また、マーケティング&オンライン営業部は、「楽天市場」や、「楽天カード」をはじめとする様々なグループサービスとの連携を図り、他社では実現できないユニークなマーケティング施策やキャンペーンの展開を進めています。2014年からサービスを開始したMVNOサービス「楽天モバイル」には、蓄積されたビッグデータや、楽天スーパーポイント、そして国内約1億を誇る楽天IDで繋がる巨大な「楽天エコシステム」を通じて、無数のアイデアを実現するチャンスが豊富にあります。

加えて、楽天モバイルでは職域の幅も広く、キャリア向上の機会にもあふれています。例えば、「楽天モバイルショップ」の運営、店舗の物流管理、UX戦略、テレビCMやウェブ広告のマーケティング、Eコマースやフィンテックなど楽天グループの他事業のスタッフとの協業など、多角的な知見と専門領域を同時に高められる環境です。ネットワークのエンジニアも同じフロアで勤務しているため、ビジネスアイデアをスムーズに技術者と協議できます。また、開発会社、広告代理店、ショップ運営会社等、様々なパートナー企業と折衝する機会も多く、ディレクションのスキルや経験を積むことも可能です。

職場に満ちているのは、歴史を作っていくという高揚感

楽天グループにおける独自性も、楽天モバイルで働く魅力の一つです。楽天グループは現在「楽天スーパーポイント」等を通じた様々なパートナー企業との提携により、オフラインにも経済圏を拡大していますが、「楽天モバイル」は独自にオフラインでのタッチポイントとなる「楽天モバイルショップ」を運営し、国内で店舗数を拡大し続けています。ショップに訪れるエンドユーザーと直接対面で接する機会があるため、IT企業でありながら、そこで得た消費者の声を店舗マネジメントや物流マネジメントに直接活かすことができます。また、「『楽天スーパーポイント』を月々の支払いに活用し、通信費を抑えられた」といったお客様からの感想など通じて、施策の効果を実感できるケースも増え、その経験は仕事のやりがいへと繋がることでしょう。

携帯電話業界に変革をもたらすビジネスに携わることは、一生に一度あるか否かの貴重なチャンスです。「楽天モバイル」は、大企業でありながらベンチャースピリットを持つ楽天グループの中でもとりわけ、スタートアップの精神が求められる事業の一つと言えます。MNOサービスの開始を目前にし、新しいアイデアを自らの手でスピーディに推進したい。そんな想いを抱いている人にとっては、まさに理想的な環境です。業界に変革をもたらし、多くの人々に貢献できるビジネスをつくりだす高揚感と、自己成長を分かち合う。「楽天モバイル」の現場には、そんなポジティブな連鎖が生まれ続けています。