Business Topics:エネルギー事業

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Rakuten Energy

楽天グループのシナジーを最大限に活かし、エネルギー業界の変革とお客様の未来の暮らしを創造

楽天グループは2018年11月より「楽天でんき」というサービスを掲げ、電力小売事業へ本格参入しました。
エネルギー業界は、分散型電源の普及やデジタル化の進展など、いくつもの大きな変化を迎えています。

楽天がエネルギーの未来をどのようにアップデートし、社会をエンパワーメントしていくのか。
新たなエネルギーの価値とお客様の未来の暮らしを創造していく楽天エナジー株式会社の事業内容と今後の展望を紹介します。

電力小売事業の拡大とともに、「エネルギー市場の変革」をリードする存在へ

楽天エナジー株式会社は、個人向け・法人向け電力小売サービス「楽天でんき」・「楽天でんきBusiness」を中核サービスとしています。

個人向けサービスでは、複雑で難解だった旧来の電気料金プランを『基本料金0円・(使用電力量に応じた)従量料金単価も1つ』とシンプルな設計にしています。
さらに、電気料金に応じた楽天ポイントの付与や、他の楽天サービスで獲得したポイントでの電気料金の支払いを可能とするなど、よりお客様にお得にご利用いただける仕組みも導入しています。
法人向けサービスでは、「楽天市場」・「楽天トラベル」などへ出店掲載していただいているお客様を中心に、他事業サービスと連携した集客施策など、楽天ならではのソリューションを提供している点が特徴です。

また、世界では、太陽光や風力発電による環境負荷の少ない再生可能エネルギーを積極的に取り入れ、自社の事業運営を100%再生可能エネルギーで賄おうとする取り組みが急速に普及しています。
各企業の環境への配慮に注目が集まっている中で、楽天エナジー株式会社では「楽天市場」や「楽天トラベル」などへ出店掲載していただいている法人のお客様が使用される電力を「実質再生可能エネルギー100%」として提供するサービス「Project R100」や、ブロックチェーン技術を用いて再生可能エネルギーや省エネルギー等を取引する日本初のプラットフォーム「Rakuten Energy Trading System (RETs)」を提供しています。

電力小売事業の全面自由化から3年が経ちましたが、現在でも8割以上の家庭が従来の地域電力から契約を変えていないと言われています。
楽天は、これらのお客様に向けてより安く付加価値の高いエネルギーサービスを提供することで、エネルギー市場の変革をリードしていきます。

電力のデジタル化 × 楽天グループのシナジーで、社会のインフラを新たにエンパワーメントしていく

電気メーターのデジタル化、モバイル通信技術の発展、IoT・AIの普及により、エネルギーデータの可視化が進んでいます。
この先がけとして、「楽天でんき」は、WEB上で30分ごとの電気使用量推移を確認できる仕組み構築をしています。

楽天のサービスは、国内1億以上のお客様にご利用いただいており、サービス数は70以上に及びます。楽天エナジー株式会社は、エネルギーデータを楽天グループの手がける他のサービスと繋げることで、新たなサービス展開を目指しています。

また、近い将来、太陽光発電や蓄電池・電気自動車といった分散型電源リソースの普及により、バーチャルパワープラント(VPP)を活用した電力需給の制御や最適化が進むことが予想されています。
現在の日本では、大規模発電所に依存した電力供給が行われていますが、今後VPPにより各世帯で生み出される電源を束ね、お客様間で相互に電力の取引が行われるような未来が来ると言われています。
楽天エナジー株式会社は、楽天グループがもつIT技術・ビックデータを活用し、新しい電力プラットフォームの確立を目指します。

このように、”エネルギー×IT”が持つ可能性は無限です。
楽天エナジー株式会社は、楽天グループのシナジーを最大限に活かし、社会をインフラという側面からエンパワーメントしていきます。

※インタビュー当時の情報です。