楽天グループ株式会社(以下「楽天」)と株式会社西友(以下「西友」)は、両社が協働運営するネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」において、千葉県松戸市の専用物流センター(以下「本物流センター」)を本格稼働開始しましたのでお知らせします。
昨今、「新しい生活様式」のもとECが生活基盤として定着し、ネットスーパーに対する需要は急速に拡大しています。「楽天西友ネットスーパー」についても、2022年第3四半期の流通総額は、前年同期比15.2%増、本サービスにおける2022年第3四半期の物流センターからの出荷流通総額は、前年同期比32.2%増に成長しています(注1)。
本物流センターは、ラサール不動産投資顧問株式会社と株式会社NIPPOが共同で開発する大型物流施設の全フロアを賃借したBTS型(注2)の物流センターです。延べ床面積は約21,500坪(約71,000平米)と、「楽天西友ネットスーパー」の物流センターの中では最大規模で、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で最大4万~5万アイテムを保管できます。また、搬送や保管などの自動化装備を導入することで、倉庫内の作業効率を大幅に向上しています。
本物流センターの稼働開始に伴い、これまで稼働していた千葉県柏市の物流センターを閉鎖し、より大規模で、効率化した本物流センターに機能を集約することで、当日配送枠を拡充し、首都圏における供給能力を強化し、サービスの利便性向上を図ります。
楽天と西友は今後も、強固なサービス供給体制の構築を推進し、高まるニーズに応え、ユーザーの利便性向上を目指してまいります。
(注1)「楽天西友ネットスーパー」においては、お届け地域によって、物流センターからの出荷のほか、近隣の店舗からの出荷を行っています。
(注2)Build to Suitの略語。貸借人(テナント)の要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。