楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、運営する総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」において、千葉県習志野市の物流センター「Rakuten Fulfillment Center Narashino」の稼働を本日開始しました。
「楽天スーパーロジスティクス」は、「楽天市場」出店店舗の商品の保管から出荷までを楽天が一括して担う総合物流サービスです。楽天はこれまでも、千葉県市川市、流山市、兵庫県川西市、尼崎市(注1)、および大阪府枚方市に物流センターを設け、入荷から配送まで高品質な物流サービスを提供することで、安定したEC店舗運営に寄与してまいりました。これらの既存の物流センターにおける稼働率が順調に上がり、本年中頃には満床となることから、今回新たに物流センターの稼働を開始することで、本サービスの処理能力向上を図ります。
新センターにおいては、これまで楽天が培ってきた、マテリアルハンドリングシステム(注2)の活用などの倉庫内オペレーションのノウハウを生かし、倉庫運営のさらなる効率化・省人化に取り組みます。また、「楽天市場」出店店舗の商品の保管と出荷拠点としてだけでなく、楽天の運営する配送サービス「Rakuten EXPRESS」の仕分けや出荷拠点としても活用する予定です。「楽天スーパーロジスティクス」の拠点は、今後も順次拡大予定です。
楽天は、EC物流の健全化を目的に、「楽天市場」において包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、このたびの「楽天スーパーロジスティクス」の物流センター稼働開始もその一環となります。
(注1)株式会社関通の物流施設を「楽天スーパーロジスティクス」の物流拠点として運営しています。
(注2)自動倉庫や仕分けソーター
- 楽天株式会社
楽天、総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流センターを千葉県習志野市にて稼働開始
◆新施設概要
名称 : Rakuten Fulfillment Center Narashino
物件名 : Landport東習志野
所在地 : 千葉県習志野市東習志野7丁目3-1
稼動開始: 2020年6月15日(月)
賃借面積: 約18,000坪
【「楽天スーパーロジスティクス」について】https://logistics.rakuten.co.jp/
「楽天スーパーロジスティクス」は、「楽天市場」出店店舗の商品の保管から出荷までを楽天が一括で担う総合物流サービスです。きめ細かなオペレーションで、入荷から配送まで高品質な物流サービスを提供します。また、ギフトラッピングや販促物の封入など、多様な作業支援オプションを用意しており、店舗様の要件に対応します。店舗様は、物流業務をアウトソーシングすることで、商品企画や販売促進といった業務に集中することが可能となります。
【「Rakuten EXPRESS」について】https://express.rakuten.co.jp/
「Rakuten EXPRESS」は、楽天の運営する配送サービスです。楽天グループで生活用品や日用品を取り扱う「楽天24」などの直販店舗、「楽天ブックス」、ファッション通販サイト「Rakuten Fashion」、家電ECサイト「楽天ビック」の商品に加え、「楽天スーパーロジスティクス」で担う「楽天市場」出店店舗の一部商品を対象に、36都道府県※で配送サービスを展開しています。再配達においては、22時までの時間指定に対応するほか、不在再配達を減らす取り組みとして、住宅敷地内への置き場所指定配達「置き配」にも対応しています。
※東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、栃木県、群馬県、茨城県、北海道、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、富山県、石川県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、三重県、岡山県、広島県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、福岡県、佐賀県、熊本県、長崎県、および大分県の一部地域。国内人口におけるカバー率は、約62.5%です(2020年6月時点)。
【「ワンデリバリー」構想について】
昨今、国内物流業界において不在再配達の増加や人手不足などが社会問題化し、EC店舗が安定的に店舗運営を行うことが困難になっています。こうした背景から、楽天は、「楽天市場」における商品の注文からお届けまでの仕組みを一気通貫で管理する包括的な物流・配送サービス「ワンデリバリー」構想を掲げ、「楽天スーパーロジスティクス」や「Rakuten EXPRESS」を通じて様々な施策に取り組んでいます。
以 上