2019年9月19日
  • 楽天株式会社
  • 合同会社西友

楽天と西友、自動走行ロボット(UGV)を活用した 一般利用者向け配送サービスを国内初実施

- 神奈川県横須賀市内の西友店舗から近隣の公園へ、期間限定で商品をお届け -

 楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)と合同会社西友(本社:東京都北区、社長兼最高経営責任者:リオネル・デスクリー、以下「西友」)は、一般利用者からの注文を受け、神奈川県横須賀市内の「西友 リヴィンよこすか店」から港湾緑地「うみかぜ公園」へ自動走行ロボット(UGV:Unmanned Ground Vehicle)を活用して商品を配送するサービスを、2019年9月21日(土)から10月27日(日)までの約1カ月間実施いたします(注1)。一般利用者を対象とした自動走行ロボットによる商用配送サービスは、国内初の取り組みとなります。

 本サービスを実施する「うみかぜ公園」は、楽天と西友が今年7月より横須賀沖の猿島に向けて行っているドローン商用配送サービス(https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2019/0617_01.html)の商品を提供する「西友 リヴィンよこすか店」に隣接しています。バーベキューやピクニックなどを目的に同公園を訪れた一般利用客は、スマートフォンの専用アプリから、「西友 リヴィンよこすか店」で取り扱う、生鮮品を含む食材や飲料、救急用品など約400品目の商品を注文することができます。楽天の自動走行ロボットが、利用客により選択された時間および公園内の受け取り場所(注2)へと注文商品を配送します。

 なお、今回の取り組みは、猿島の配送サービスと同様に、横須賀市が推進するスマートモビリティ(賢い移動運搬手段)を活用した新規ビジネス創出や社会的課題解決を目指す「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ」の一環です(注3)。

 自動走行ロボットの本格的な社会実装に向け政府は、2019年度内に官民による協議会の立ち上げや公道上での実証を実現するための基準策定などを予定しています(注4)。楽天は、早期に一般利用者に自動走行ロボットの利便性を体感していただく機会を設け、自動走行ロボットによる配送の実績を重ねることで、公道を含む様々な場所におけるサービスの本格実現を目指します。

 両社は今後も、ドローンおよび自動走行ロボットを活用した無人配送や協働運営する「楽天西友ネットスーパー」などにおけるイノベーションを通じて、新たな利便性の提供とショッピング環境の向上を図り、より便利で豊かな生活の実現に向けて協力してまいります。

(注1)現時点での予定であり、天候などの状況によりサービス開始日が変更となる可能性があります。
(注2)公園内に複数箇所、受け取り可能な地点を設けています。
(注3)参考URL:「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ」について 
https://www.sukamobi.com/
(注4)参考資料:「自動走行ロボットの社会実装に向けて」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/jidosoko_robot/pdf/pre_001_04.pdf

 

■「横須賀市うみかぜ公園での自動走行ロボット(UGV)配送サービス」概要

・実施期間: 2019年9月21日(土)~10月27日(日)の土曜日および日曜日の週2回
 ※注文受付開始時間は、各実施日の午前8時からで、最大1日12件の配送を予定しています。
 ※実施日は、運用都合上変更となる可能性があります。
・利用方法: 注文者自身のスマートフォンに「楽天ドローン」アプリをダウンロードし、楽天IDでログイン。アプリ内の約400品目の商品から希望の商品を指定し、提示されるお届け可能時間から受け取り希望時間と場所を選択、「楽天ペイ(オンライン決済)」で支払いを行うと、注文が完了します。配送ステータスは、アプリ上で確認でき、商品が到着するとアプリにプッシュ通知が届きます。通知に記載された暗証番号を自動走行ロボット後部のタッチパネルに入力することで、商品を受け取ることができます。
・配送料 : 300円(税込)
 ※商品代金とは別途加算。
・主な商品: 精肉、野菜、酒、飲料、消耗品、絆創膏などの救急用品など
 ※雨天などの悪天候時には運用を中止します。当日の実施可否は、アプリ上でご覧いただけます。
・実施主体: 楽天株式会社、合同会社西友
・実施協力: 横須賀市、株式会社トライアングル

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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