楽天インサイト株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:田村 篤司、以下「楽天インサイト」)は、「キャンプに関する調査」をインターネットで実施しました。今回の調査は、2019年6月11日(火)と6月12日(水)の2日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行いました。
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楽天インサイト、「キャンプに関する調査」結果を発表
調査結果概要
■直近1年以内にキャンプに行った人は1割強。1回のキャンプにかける一人当たりの平均費用は13,150円
直近1年以内に何回キャンプに行ったかを聞いたところ、「行っていない」(87.3%)と回答した人が最も多く、次いで「1回」(6.7%)、「2~3回」(3.9%)となった。キャンプに1回以上行ったと回答した人は1割強となった。年代別で見ると、20代は、他の年代に比べ、キャンプに行った経験があるという回答が8ポイント以上多かった。
直近1年以内にキャンプに行った人に、キャンプ用品はどのように揃えたかを聞いたところ、「購入した」(51.2%)と回答した人が最も多く、次いで「家にあるもので済ませた」(32.3%)、「有料で借りた」(28.3%)、「無料で借りた」(20.5%)となった。性別で見ると、女性は男性に比べ、「有料で借りた」、「無料で借りた」が10ポイント以上高く、一方で男性は「購入した」が女性に比べ12ポイント以上高かった。
直近1年以内にキャンプに行った人に、1回のキャンプにかける一人あたりの費用はどのくらいかを聞いたところ、「5,000円以上~10,000円未満」と回答した人が最も多かった。1回のキャンプにかける一人あたりの平均費用は13,150円となった。
■キャンプに行きたい季節は「夏(6~8月)」と「秋(9~11月)」が半数超え
今後、キャンプに行く予定があるかを聞いたところ、「行く予定はないし、行くつもりもない」(49.9%)と回答した人が最も多く、次いで「行く予定はないが、誘われれば検討する」(20.7%)、「行く予定はないが、行きたい」(20.0%)、「行く予定がある」(9.4%)となった。年代別で見ると、年齢が上がるにしたがって「行く予定はないし、行くつもりもない」のスコアが増加する傾向が見られた。20代は他の年代に比べ、「行く予定がある」(15.3%)、「行く予定はないが、行きたい」(31.8%)と回答した人が多かった。
今後キャンプに行く予定もしくは意向がある人に、キャンプに行きたい季節はいつかを聞いたところ、全体では、「夏(6~8月)」と「秋(9~11月)」(それぞれ54.1%、53.5%)と回答した人が半数を超えた。性年代別で見ると、女性20代は、他の性年代に比べ、「春(3~5月)」、「秋(9~11月)」(それぞれ56.3%、72.9%)と回答した人が多く、一方で「夏(6~8月)」(41.7%)と回答した人が少なかった。女性20代は気温が暑くない季節でキャンプに行きたいという傾向が見られた。
■自分で購入して持っていきたいキャンプアイテムは「寝袋」がトップ。キャンプでしたいことは「バーベキュー」、「星空をみる」、「森林浴」が上位
今後キャンプに行く予定もしくは意向がある人に、自分で購入して持っていきたいキャンプアイテムを聞いたところ、全体では、「寝袋」(47.1%)と回答した人が最も多く、「テント」(43.5%)、「皿やコップなどの食器」(41.3%)、「椅子」(41.1%)等が続いた。性年代別で見ると、男性40代は他の性年代に比べ、「テント」、「ランタン」、「カセットコンロ」といった回答が多かった。
キャンプでしたいことは何かを聞いたところ、「バーベキュー」(84.2%)と回答した人が最も多く、次いで「星空をみる」(67.5%)、「森林浴」(56.7%)となった。性年代別で見ると、女性20代は他の性年代に比べ、「バーベキュー」、「水遊び」、「野生動物や植物を観察する」といった回答が多かった。
■キャンプで行きたい場所は「高原」、「山」が上位。一緒にキャンプへ行きたい人は「配偶者」、「子供」、「友人・知人(男女不問)」が上位3位
今後キャンプに行く予定/意向がある人に、キャンプで行きたい場所について聞いたところ、「高原」(88.4%)、「山」(88.0%)、「川」(85.0%)、「湖」(84.8%)等が8割台で続いた。キャンプで行きたい場所別に、誰と行きたいかを聞いたところ、いずれの場所でも、「配偶者」が4割前後で最も多く、「子供」、「友人・知人(男女不問)」はともに3割前後となった。
■キャンプでの不安や心配ごとは、「虫に刺されそう」がトップ
キャンプでの不安や心配ごとは何かを聞いたところ、「虫に刺されそう」(73.7%)が最も多く、「トイレが汚そう」(55.7%)、「シャワーやお風呂に入れなさそう」(48.4%)、「トイレが無さそう」(42.4%)となった。直近1年以内にキャンプに行った経験別で見ると、直近1年以内に行った人は、行っていない人に比べ、「寝心地が悪そう」が13.6ポイント低かった。性年代別で見ると、女性のいずれの年代でも、男性に比べ「日焼けしそう」が20ポイント以上高かった。
■「グランピング」の認知度は4割半ば。そのうち「行ってみたい」が約7割に
※グランピングとは、山野に設置された豪華なテントやロッジに宿泊してホテル並みの快適なサービスを受けながら、自然との触れ合いを楽しむことです。
「グランピング」という言葉を知っているかを聞いたところ、全体では、「知っている」が45.5%、「知らない」が54.5%となった。性年代別で見ると、女性20代~30代は他の性年代に比べ、知っている(それぞれ67.1%、71.7%)と回答した人が多かった。一方、男女ともに60代は「グランピング」の認知度が3割前後で低かった。
「グランピング」の認知者に、「グランピング」に行ったことがあるかを聞いたところ、「行ったことはないが、行ってみたい」(69.0%)と回答した人が多く、「行ったことがある」と回答した人が6.6%となった。性年代別で見ると、男女ともに、20代は他の年代に比べ、「行ってみたい」(80.0%以上)と回答した人が多く、一方、50~60代は「行ってみたいと思わない」(35.0%以上)と回答した人が多かった。日焼けやトイレなどのキャンプに対する不安や心配ごとが多い女性において、グランピングについては「行ってみたい」と回答した人が5割以上となった。キャンプに抱く不安や心配ごとが、クランピングでは解消されていることが期待されていることがうかがえた。
より詳細な調査結果は以下よりご覧いただけます。
https://insight.rakuten.co.jp/report/20190722/
【調査概要】
調査エリア : 全国
調査対象者 : 20歳~69歳 男女
回収サンプルサイズ: 1,000サンプル
調査期間 : 2019年6月11日と6月12日
調査実施機関 : 楽天インサイト株式会社
以 上