・2024年度第2四半期は「インターネットサービス」「フィンテック」「モバイル」の全セグメントにおいて前年同期比で増収。当期売上収益は第2四半期として過去最高の5,373億円(前年同期比8.1%増)を計上。
・売上収益の拡大に加え、国内ECの成長投資ビジネスおよび海外事業の収益性改善やフィンテックセグメント各事業の好調、「楽天モバイル」の増収およびコスト最適化により損失改善が継続し、第2四半期のNon-GAAP営業損失は前年同期比276億円の改善となる118億円を計上。通期黒字化達成に向けて着実に前進。事業活動におけるキャッシュフロー創出力を評価する指標として楽天グループが重視しているEBITDA(注1)においては、当第2四半期は668億円(前年同期比98.6%増)の黒字を達成。
・上半期における外債発行などにより2025年までの流動性ギャップ(注2)はすでに解消。また、「楽天モバイル」のファイナンスリース資金調達により同事業におけるセルフファンディングを確立。これにより「楽天モバイル」が当面必要となる資金を自ら確保することで楽天グループの資金流動性も向上し、インターネットサービス、フィンテック事業などからのキャッシュフローを有利子負債削減に充当することが可能に。引き続き顧客獲得に向けた投資フェーズにはあるものの、「楽天モバイル」単体のPMCF(注3)は今四半期に黒字化を達成。