楽天グループ株式会社(以下「当社」)は、このたび、社会課題解決に向けた取組及び脱炭素社会の実現に向けた取組を更に推進するため、サステナビリティファイナンス・フレームワーク(以下「本フレームワーク」)を策定しましたので、下記のとおりお知らせします。
記
1. 背景及び目的
当社グループは「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」というミッションを大切にし、これまで歩んできました。サステナビリティ課題に取り組むことは、展開する事業の持続的な発展を支えるだけでなく、当社グループのミッションを体現するものでもあります。
2021年には、ステークホルダーとのエンゲージメントを通じて当社グループのサステナビリティ戦略(優先的に取り組むESG課題)を改訂し、「事業基盤」、「従業員と共に成長」、「持続可能なプラットフォームとサービスの提供」及び「グローバルな課題への取り組み」の4つの分野を特定しました。
当社はこのたび、上述のミッションに基づき、社会課題解決に向けた取組及び脱炭素社会の実現に向けた取組を更に推進するため、また、幅広くステークホルダーの皆さまに改めて当社のサステナビリティに関する取組を積極的に発信する契機になるものと考え、本フレームワークを策定しました。
2. 適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)の取得
本フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)が定めるサステナビリティボンド・ガイドライン等に基づき、①調達資金の使途、②プロジェクトの評価と選定のプロセス、③調達資金の管理、④レポーティング等の方針を記載しており、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、サステナビリティボンド・ガイドライン等の原則との適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)を取得しています。
また、本フレームワークの策定及び外部評価取得にあたり、助言等の支援を行うストラクチャリング・エージェントとして大和証券株式会社を選定しました。