当社は本日開催の取締役会において、以下のとおり、2023年12月31日を基準日とする剰余金の配当を行わないことを決議しましたので、お知らせします。これを受けて、昨年12月26日に新たな株主優待制度について公表いたしましたが、株主の皆様に当社グループが注力する「楽天モバイル」のサービスについて更に利便性高くご理解を深めていただく機会を提供することを目的として以下の通り内容の充実を図るべく、一部内容の変更をしています。
1. 理由
株主還元については、中長期的な成長に向けた投資や財務基盤の安定化のための内部留保の充実を勘案しつつ、安定的・継続的に配当を行うよう努めてきました。
現下の当社における財務状況等を踏まえ、その財務健全性の確保を目的とし、総有利子負債額を増やさないという方針の下、足もとにおいては、各種の資本性調達を積極的に進め、有利子負債のみに頼ることなく成長事業への投資原資を確保し、また、有利子負債残高の削減にも取組んでまいりました。このため、当期につきましては、配当による資金流出を抑制することが、当社の財務基盤の安定、ひいては株主価値の向上に繋がると考え、誠に遺憾ながら2024年2月14日開催の取締役会において、当期の配当を行わないことを決定しました。
配当方針につきましては、中長期的な成長に向けた投資や、財務基盤の安定化のための内部留保の充実を勘案しつつ、安定的・継続的に配当を行うことを基本としており、今後もこの方針に変更はありません。2024年12月期以降の配当再開時期は、現時点では未定ですが、早期の連結業績黒字化及び有利子負債の削減を進めていく中で、適時適切に復配を行えるように努めてまいります。