2023年2月14日
  • 楽天グループ株式会社

2022年12月期 当社連結業績の前期との差異に関するお知らせ

 

 本日、当社は2022年12月期の連結業績について決算短信を発表しましたが、前年同期業績との差異が大きいため、その概要について下記の通り、お知らせします。

 

 
1.2022年12月期の業績(2022年 1 月 1 日~2022年12月31日)

連結業績(IFRS)

 

売上収益

営業損失(△)

親会社の所有者に帰属する当期損失(△)

基本的1株当たり当期損失(△)

2021年12月期実績(A)

百万円

1,681,757

百万円

△194,726

百万円

△133,828

円 銭

△87.62

2022年12月期実績(B)

1,927,878

△363,892

△372,884

△235.00

対前期増減額(B-A)

246,121

△169,166

△239,056

△147.38

対前期増減率

+14.6%

-

-

-

 


2.差異が生じた理由

 2022年12月期は、インターネットサービスにおいては、インターネット・ショッピングモール『楽天市場』における共通の送料無料ライン導入等の顧客利便性向上の施策等の奏功により、コロナ禍における「巣ごもり消費」等を背景に増加した顧客の定着が進んだほか、国内旅行に対する需要が堅調に回復したこと等により、売上収益の伸長に貢献しました。フィンテックにおいては、各サービスにおける顧客基盤の拡大が続き、クレジットカード関連サービス、銀行サービス等において増収増益を達成しました。さらに、モバイルにおいては、通信料金収入の増加等により、結果として、売上収益は 1,927,878 百万円(前期比 14.6%増)を計上しました。
 一方、営業損益については、インターネットサービスにおいて、前期に投資事業におけるフィンテック関連企業への株式投資の評価益を27,827百万円計上しており、セグメント利益は前期と比較して減少し、78,203百万円(前期比24.3%減)となりました。また、モバイルにおいては、第1四半期連結会計期間をピークに四半期におけるセグメント損失は縮小していますが、自社基地局設置等の先行投資が継続中のため、セグメント損失は492,830百万円(前期は421,172百万円のセグメント損失)となりました。
 また、連結損益計算書におけるその他の収益について、前期において、Altiostar Networks, Inc.の完全子会社化に伴う段階所得に係る差益を59,496百万円計上していたことにより、当期のその他の収益が前期と比較して減少しています。
 これらを受け、当期の営業損失は363,892 百万円(前期は194,726百万円の営業損失)となりました。
 また、当期において、法人所得税費用を△31,983百万円計上した結果、親会社の所有者に帰属する当期損失は372,884 百万円(前期は133,828百万円の損失)となり、前期と当期の間に差異が生じています。

 

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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