当社完全子会社の楽天モバイル株式会社(以下「楽天モバイル」といいます。)は、本日を効力発生日として、楽天シンフォニー事業(以下「本件事業」といいます。)に関する権利義務を新設分割の方法により新設する楽天モバイルの完全子会社、楽天シンフォニー株式会社(以下「楽天シンフォニー」といいます。)に承継(以下「本新設分割」といいます。)しましたので、下記の通りお知らせします。
なお、本新設分割は、当社完全子会社の単独新設分割であるため、開示事項・内容を一部省略しています。
記
1.当該組織再編の目的
本件事業は、「Rakuten Communications Platform」(以下「RCP」といいます。)を含むクラウドネイティブなOpen RAN インフラストラクチャに関連するプロダクトやサービス等を集約し、世界の通信事業者や企業、政府機関向けに、未来を見据えた、コスト効率の高い、通信用のクラウドプラットフォームを提供することを目指しています。2021年8月4日付「楽天、ドイツ通信事業者1&1 社のモバイルネットワークを構築」にて公表しました通り、RCP の包括的な採用に合意したドイツ1&1 AG 社とのパートナーシップ契約に代表されるように、同事業は、その実績を着実に積み重ねています。
今般、2021年9月30日付「楽天シンフォニーの法人化等に関するお知らせ」にてお知らせしました通り、本件事業を楽天シンフォニーとして法人化することで、アカウンタビリティー(責務)をより明確化し、機動的かつ柔軟な意思決定と業務執行を実行するとともに、楽天モバイルが保有する通信事業者向けプロダクト、サービス、ソリューションを横断的に集約させ、4G 及び5G 用のインフラストラクチャ並びにプラットフォームソリューションを世界市場に提供していきます。