2021年9月30日
  • 楽天グループ株式会社

楽天シンフォニーの法人化等に関するお知らせ

 当社は、本日開催の取締役会において、当社グループの事業組織である楽天シンフォニーを法人化し、同社における資本業務提携の検討を開始することを決議しましたので、お知らせします。

 

 2021年8月4日付「楽天、通信プラットフォーム事業組織Rakuten Symphonyを始動」にて公表しました通り、当社は、「Rakuten Communications Platform」(以下「RCP」)を含むクラウドネイティブなOpen RANインフラストラクチャに関連するプロダクトやサービス等を集約し、ひとつの新しい事業組織である楽天シンフォニーを新たに始動させました。楽天シンフォニーは、世界の通信事業者や企業、政府機関向けに、未来を見据えた、コスト効率の高い、通信用のクラウドプラットフォームを提供することを目指しています。

 楽天シンフォニーは、日本、米国、シンガポール、インド、欧州、及び中東・アフリカでソリューション事業を展開するグローバルな事業組織でありますが、今般、同事業を楽天シンフォニー株式会社(日本法人を予定、名称仮称)として法人化する予定です。法人化を通じて、アカウンタビリティー(責務)をより明確化し、機動的かつ柔軟な意思決定と業務執行が可能になるとともに、当社グループが保有する通信事業者向けプロダクト、サービス、ソリューションを横断的に集約させ、4G及び5G用のインフラストラクチャ並びにプラットフォームソリューションを世界市場に提供する体制が整うこととなります。

 また、2021年8月4日付「楽天、ドイツ通信事業者1&1社のモバイルネットワークを構築」にて公表しました通り、RCPの包括的な採用に合意したドイツ1&1 AG社とのパートナーシップ契約に代表されるように、同事業は、その実績を着実に積み重ねています。革新的なモバイルネットワークソリューションのグローバル展開を一層加速化させるため、新設される法人である楽天シンフォニー株式会社において、戦略的パートナーとのビジネス上のパートナーシップに加え、資本等の受け入れの検討も進めてまいります。

 

 当社グループは、日本における携帯キャリア事業の展開実績と共に、通信プラットフォーム事業の海外展開により、クラウドセントリック且つ仮想化されたOpen RANベースのモバイルネットワークのグローバルリーダーとしての地位を確立してまいります。

 

 詳細につきましては、今後開示すべき事象が生じた場合には速やかに開示いたします。

 

 

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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