楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、イベント主催者やアーティストなどのコンテンツホルダーである事業者を対象に、楽天グループの株式会社チケットスター(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:常川 昌靖)が運営するチケット予約・販売サイト「楽天チケット」と、楽天が運営する動画配信サービス「Rakuten TV」を組み合わせ、オフラインとオンライン同時開催のハイブリッド型ライブイベントを支援するソリューションを本日より提供開始します。
事業者は本ソリューションを利用することで、楽天からの支援をワンストップで受けられ、オンラインでのチケット販売からオフラインイベントのライブ配信までをスムーズに実現できるようになります。これにより、例えばオフラインでの観客数を限定しながらオンラインでは大規模にライブ配信をしたい場合、双方同時にチケットを販売し、効率的かつシームレスにリアルイベントおよびライブ配信へと集客することが可能です。ユーザーにとっては、チケットの購入からライブ配信の視聴まで、楽天IDひとつで行うことができます。また、チケット購入時には、「楽天ポイント」を貯めたり、使ったりすることもできます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、エンターテインメントを取り巻く環境は大きく変化しています。「Rakuten TV」では、本年2月以降、「舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇FINAL〜POWER OF BIKE〜」や「さまぁ〜ずライブ12」、人気声優によるイベントなど、様々なイベントのライブ配信を手掛けてきました。その中で、「Rakuten TV」とチケット販売の「楽天チケット」を組み合わせたソリューションへのニーズが高いと考え、今回の提供に至りました。
楽天は、本ソリューションの一環として、1億以上(注)の楽天会員からなる顧客基盤に基づく消費行動分析データの活用などを通じて、イベント主催者やアーティストの販促活動も支援します。楽天グループの持つサービスやノウハウを本ソリューションと組み合わせて提供することで、イベント主催者やアーティストなどの収益多様化を図ります。また、楽天が運営する多様なエンターテインメントサービスと連携した音楽配信やグッズ販売など、より複合的なコンテンツ展開をワンストップで支援できるようにしていく予定です。
楽天は今後も、ユーザーに新たなエンターテインメント体験を提供していくとともに、事業者の課題解決を図り、人々と社会をエンパワーメントしてまいります。
(注)2020年3月時点