本日、当社は2019年12月期の連結業績について決算短信を発表しましたが、前年同期業績との差異が大きいため、その概要について下記の通り、お知らせします。
記
1.2019年12月期の業績(2019年 1 月 1 日~2019年12月31日)
連結業績(IFRS)
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売上収益 |
営業利益 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 |
基本的1株当たり当期利益 |
2018年12月期実績(A) |
百万円 1,101,480 |
百万円 170,425 |
百万円 142,282 |
円 銭 105.43 |
2019年12月期実績(B) |
1,263,932 |
72,745 |
△31,888 |
△23.55 |
対前期増減額 |
162,452 |
△97,680 |
△174,170 |
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対前期増減率 |
+14.7% |
△57.3% |
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2. 差異が生じた理由
当連結会計年度においては、『楽天市場』をはじめとした国内ECの流通総額や『楽天カード』の会員基盤拡大に伴うショッピング取扱高、リボ残高の伸びが高い水準を維持するなど既存事業が好調に推移したことなどから、売上収益は 1,263,932 百万円(前期比 14.7%増)となりました。
一方、利益面では、国内ECにおける物流事業やモバイル事業への先行投資額が増加したことなどから、営業利益は 72,745 百万円(前期比 57.3%減)となりました。また、持分法を適用している米国Lyft, Inc. に対する投資について、当該株式の市場価格が著しく下落したことから減損しているという客観的な証拠があると判断し、当第3四半期連結会計期間において、102,873百万円の減損損失を計上しました。これらを受け、親会社の所有者に帰属する当期損失は31,888 百万円(前期は142,282百万円の利益)となり、前連結会計年度実績と当連結会計年度実績との間に差異が生じています。
以 上