楽天株式会社(本社:東京都世⽥⾕区、代表取締役会⻑兼社⻑:三⽊⾕浩史、以下「楽天」といいます。)は2019年5⽉10⽇開催の取締役会において、株式会社ぐるなび(本社:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:久保征⼀郎、以下「ぐるなび」といいます。)は本⽇開催の取締役会において、2018年7月より両社が行っている資本業務提携の強化に向けた協議を開始するための覚書(以下「本覚書」といいます。)を締結することを決議いたしましたので、以下のとおり、お知らせいたします。
1.資本業務提携強化の目的と理由
楽天とぐるなびは2018年7月に資本業務提携契約を締結し、8月に楽天がぐるなびの株式 4,677,600株(発行済株式総数の9.60%)を取得、また10月より楽天会員IDとぐるなび会員IDとの連携を開始し、ぐるなびのネット予約において楽天スーパーポイントを貯めることができるようにする等、主にネット予約の分野において業務提携を進めてまいりました。またネット予約以外の分野においても様々な協業を進めており、これらの取り組みの結果、楽天にとっては外食領域において「楽天エコシステム(経済圏)」が広がり始めており、またぐるなびにとっては会員及びぐるなびネット予約件数の拡大ペースが加速し加盟飲食店への送客力の向上に繋がっております。
外食市場において消費者のネット予約・ポイントに対するニーズが高まり、情報検索手段が多様化する中で、楽天においては外食領域における楽天エコシステムの更なる拡大を、ぐるなびにおいては消費者の利便性向上を通じた加盟飲食店への送客力向上と飲食店に対する販売促進に留まらない総合的な支援を実現し、両社事業の強化・拡大を加速するために、下記のとおり業務提携を強化し、また両社の協業体制をより一層確固たるものとし業務提携を強力に推進すべく、資本提携の強化、楽天によるぐるなびへの役員派遣及びぐるなびの経営体制の変更を実施する予定です。