楽天、7月に「Rakuten Cup」を開催

　楽天株式会社（本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長：三木谷 浩史、以下「楽天」）は、「Rakuten Cup Supported by スカルプD（以下、「Rakuten Cup」）」を日本で開催することを本日発表いたしました。スペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」とイングランドのサッカーリーグ「プレミアリーグ」に所属する「チェルシーFC」は7月に来日し、「Rakuten Cup」において、「FCバルセロナ」が、「チェルシーFC」およびJリーグのJ1に所属する楽天グループの「ヴィッセル神戸」とそれぞれ対戦します。

　試合日程は、7月23日（火）に「FCバルセロナ」対「チェルシーFC」（会場：「埼玉スタジアム2002」）、7月27日（土）には「FCバルセロナ」対「ヴィッセル神戸」（会場：「ノエビアスタジアム神戸」）の2試合を実施する予定です。

　「Rakuten Cup」では、スペインのプロフェッショナルフットボールリーグ「ラ・リーガ」で25回優勝した「FCバルセロナ」とイギリスのプロサッカーリーグで6回優勝した「チェルシーFC」との対戦が予定されています。また、「FCバルセロナ」に所属していたアンドレス イニエスタ選手、ダビド ビジャ選手、下部組織「カンテラ」で育ちトップチームでも活躍し、今年3月に新加入したセルジ サンペール選手が所属する「ヴィッセル神戸」と「FCバルセロナ」の対戦も行われる予定です。
　「Rakuten Cup」は、世界的に有名な2つのプロサッカークラブ「FCバルセロナ」と「チェルシーFC」の日本での初対戦が行われるなど、歴史的なイベントとなります。

　楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷 浩史は、次のようにコメントしています。「私たちは、世界的に有名な『FCバルセロナ』を日本に招致できることをとても誇りに思います。本イベントは、『ヴィッセル神戸』がヨーロッパのサッカーを牽引するクラブのひとつである『FCバルセロナ』と対戦できる機会であると同時に、『FCバルセロナ』および『チェルシーFC』のサッカー界における世界最高峰のプレーを日本のファンに観ていただける機会でもあります。また、この対戦を通じて日本のサッカーのレベルや存在感を世界に広めること、そして日本のサッカー界の次世代を担う若手選手たちに良い刺激となることにも期待を寄せています」

　「FCバルセロナ」のテクニカルセクレタリーで、元「FCバルセロナ」の選手であるエリック アビダル氏は、次のようにコメントしています。「私たちは楽天と、未来を信じる想い、地域コミュニティのエンパワーメント、他者への敬意、そしてチームワークという共通の価値観に基づいた関係を築いています。私たちは、『mes que un club（クラブ以上の存在）』というスローガンを掲げていますが、楽天との関係も、『パートナーシップ以上』のものです。この夏、楽天のサポートのおかげで、2015年ぶりに『FCバルセロナ』のファーストチームの訪日が実現することになり『チェルシーFC』と『ヴィッセル神戸』との特別な試合が行われます。私たちは、近年『チェルシーFC』と素晴らしい戦いを繰り広げていますし、日本で対戦できることを大変楽しみにしています。また『ヴィッセル神戸』においては、『バルサファミリー』だったイニエスタ選手、ビジャ選手、サンペール選手の3選手が所属していることから私たちにとって特別な試合になるでしょう。日本のファンに『バルサ流』のサッカー技術をお見せできることを楽しみにしています」

　「チェルシーFC」の会長であるブルース バック氏は、次のように語っています。「『Rakuten Cup』へ参加できることに、とても興奮しています。日本のサッカーファンに、『FCバルセロナ』との対戦がエキサイティングな試合になることをお約束します。歴史的な試合を日本で開催できることは、『チェルシーFC』にとっても誇らしいことです。今回の試合の特別協賛社である楽天と、主催者であるJリーグに深く感謝を申し上げます。『チェルシーFC』と『FCバルセロナ』は近年、健全かつ激しい試合を繰り広げているライバルであり、私はこの試合が素晴らしい経験になることを確信しています」

　「Rakuten Cup」に関する情報は、近日公開される公式ウェブサイトにて掲載される予定です。また、両試合とも、日本と世界中のサッカーファンに向けて、楽天および各地域におけるパートナーによる配信・放送を予定しております。また、観戦チケットは、4月19日（金）から抽選先行販売を開始いたします。チケット販売に関する情報は、「楽天チケット」の「Rakuten Cup」チケット専用サイト（URL： http://r-t.jp/rakutencup2019）にて掲載される予定です。

　「FCバルセロナ」は、1899年に創設された世界を牽引するスペイン・カタルーニャ州バルセロナのフットボールクラブのひとつです。スペインのプロフェッショナルフットボールリーグ「ラ・リーガ」で25回優勝し、「UEFAチャンピオンズリーグ」でも5回優勝しています。親しみを込め「バルサ」と呼ばれており、14万5千人のソシオ（クラブ会員）がクラブを共同保有しています。「FCバルセロナ」が来日するのは2015年の「FIFA クラブワールドカップ2015」以来で、約3年半ぶりとなります。
　楽天と「FCバルセロナ」は、2017年7月からパートナーシップを開始し、楽天は、「FCバルセロナ」の「メイン グローバルパートナー」および「オフィシャル イノベーション＆エンターテイメント パートナー」になりました。両者は楽天のテクノロジーや幅広いサービスを活用して、「FCバルセロナ」のファンや会員、選手たちに革新的なソリューションやサービスを提供します。また、楽天は、世界20カ国以上の拠点で開催され、日本でも4校が運営されている「FCバルセロナ」のサッカースクール「バルサアカデミー」のパートナーでもあります。両者は、本活動を通じて、若手サッカー選手に活力、刺激、そして夢を与えられることを望んでいます。

　「ヴィッセル神戸」はJリーグのJ１に所属するクラブで、2015年に楽天グループ入りし「アジアNo.1のクラブ」を目指しています。1995年に創設され、クラブ名称の「VISSEL」は英語の勝利「VICTORY」と船「VESSEL」を合わせた造語で、「勝利の船出」を意味し、国際港湾都市神戸をイメージするとともに、市民の夢を乗せ、勝利に挑戦し続けるクラブであることの誓いを込めています。また、「サッカーを通じて地域社会に貢献すること」「地域に密着したサッカーの技術向上」「世界に誇れるスポーツクラブの創造」という三点を軸に「ヴィッセル神戸」に関わるすべての人に幸せを与えられるクラブを目指しています。
　「ヴィッセル神戸」には、「FCバルセロナ」の元プレーヤーであるアンドレス イニエスタ選手やダビド ビジャ選手、セルジ サンペール選手のほかに、元ドイツ代表ルーカス ポドルスキ選手、日本代表の山口 蛍選手や西 大伍選手などが所属しているため、「FCバルセロナ」との対戦が刺激的な試合になることを期待しています。

　「チェルシーFC」は、2012年「UEFAチャンピオンズリーグ」で優勝し、翌年2013年にも「UEFAヨーロッパリーグ」で優勝した世界トップのフットボールクラブのひとつです。1905年に創設された、ロンドンで中心的なフットボールクラブで、4万1千人以上を収容できる象徴的なスタンフォードブリッジスタジアムがホームとなっています。「ブルーズ」の愛称で親しまれている「チェルシーFC」は、プレミアリーグで5回優勝し、「FAカップ」8回優勝、「フットボールリーグカップ」5回優勝、「UEFAカップウィナーズカップ」2回優勝、1955年「フットボールリーグチャンピオンシップ」および1998年「UEFAスーパーカップ」でも優勝しています。「ヨーロッパリーグ」での勝利により、「チェルシーFC」は、UEFAの主要3大会を勝ち抜いた初の英国のクラブとなり、同時に「チャンピオンズリーグ」と「ヨーロッパリーグ」を2年続けて制した初めてのクラブになりました。

　世界でも著名な選手らが所属していることに加えて、「チェルシーFC」は、英国サリー州コブハムの最先端のアカデミーとトレーニングセンターに投資しています。2007年の開設以来、クラブは9つの「FAユースカップ」、2015年と2016年に連続で「UEFAユースリーグ」のタイトル、そして、2017年と2018年には「U18プレミアリーグナショナルチャンピオンシップ」で優勝しました。チェルシーの女子チームも、2015年と2018年の「FA女子スーパーリーグ」と「女子FA杯」で優勝しました。チェルシー財団は、スポーツを通じて世界中の子どもや若い人たちの生活向上に寄与する、地域社会に向けた最も広範囲なイニシアチブのひとつに取り組んでいることに誇りを感じています。同取り組みは、2016年-2017年シーズンの間に、19カ国において130万人の参加者を集めました。

以 上