当社取締役会は、本日、会社法第236条、第238条及び第239条の規定に基づき当社の取締役で当社執行役員を兼務する者及び当社の執行役員(以下「当社役員」という。)に対し、退職時報酬型ストックオプションとして新株予約権を発行すること及び募集事項の決定を当社取締役会に委任することについての承認を求める議案を、下記の通り、2019年3月28日開催予定の当社第22回定時株主総会に付議することを決議しましたので、お知らせします。
記
当社の取締役で当社執行役員を兼務する者及び当社の執行役員に退職時報酬型ストックオプションとしての新株予約権を発行する件
1. 特に有利な条件をもって新株予約権を発行する理由
【理由】
本新株予約権の価値は当社株価に連動するものであることから、本新株予約権を業績連動報酬の一部として当社役員に付与することにより、当社役員が株価上昇による利益及び株価下落による不利益を株主の皆様と共有し、当社グループの業績向上及び株価上昇への貢献意欲を高めることができると考えています。
また、本新株予約権は、当社、当社子会社及び当社関連会社を退職した日の翌日から10日以内に限り、行使可能となります。かかる新株予約権とすることで、長期的な当社グループの業績向上・株価上昇へのインセンティブ及び既存の優秀な人材のリテンションとして機能します。
このように、優秀な人材の獲得・確保及び当社役員の意欲向上による当社グループ全体の持続的な企業価値及び株主価値の向上を図ることを目的として、当社役員を対象とする退職時報酬型ストックオプション制度を実施しようとするものです。
【当社グループの報酬の決定方法・特徴】
本新株予約権の付与を含む報酬総額の決定にあたっては、当社グループの営業利益の目標達成度、各グループ会社・事業又は部門の業績、個人の人事評価結果等を反映して決定します。
また、当社グループは、原則として、職位や役割等が大きい者ほど、各グループ会社・事業又は部門・個人の業績等に連動する賞与等や、株価に連動する新株予約権の総報酬に占める割合が高くなるよう報酬制度を設計していますが、特に当社役員は、当社、当社子会社及び当社関連会社の他の役職員に比して、当社グループ全体のより長期的な業績向上及び株主価値の向上に対する責務を負い、これに貢献すべきであると考えています。そこで、当社役員にこれまで以上により長期的な業績向上・株価上昇への貢献意欲を高めることを目的として、今般、従来より付与してきた新株予約権とは異なり、当社、当社子会社及び当社関連会社を退職した日の翌日から10日以内に行使を限定した新株予約権を付与いたします。