楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)と一般財団法人ボーケン品質評価機構(本社:大阪市港区、理事長:堀場 勇人、以下「ボーケン品質評価機構」)は、楽天の運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」において、商品品質管理強化に関して連携を強化すべく、本日提携に係る覚書を締結しました。
これに基づき、楽天とボーケン品質評価機構は、「楽天市場」に登録された商品を対象に、品質表示に関する商品品質管理を行います。具体的には、楽天が商品のモニタリングや調査購入を行い、ボーケン品質評価機構を通じて品質確認を実施します。これにより不適正表示が確認された場合には、楽天は「楽天市場」の出店規約に基づき、出店店舗に対して当該商品情報の修正を促すなどの措置を講じます。また、楽天とボーケン品質評価機構は、「楽天市場」における品質表示ルールやガイドラインの策定を通じ、商品の素材や表示に関する基礎知識や、法規制などの情報を「楽天市場」の出店店舗に周知させ、理解を深める機会を提供します。
楽天はこれまでも、より安心・安全なショッピングをユーザーに提供するために、2014年に「楽天市場 品質向上委員会」を設置し、ブランド模倣品などの権利侵害品や偽サイトについては外部団体と連携して対策を講じるなど、「楽天市場」のサービス品質向上や出店店舗とユーザー間の取引の健全化・適正化を目的とした取り組みを実施してまいりました。
ボーケン品質評価機構は、繊維を中心とした試験・研究を行う日本を代表する中立かつ公正な総合的試験機関として、消費者の生活の安心と安全に寄与してまいりました。本提携を通じ、業界における品質情報総合サービス機関として、これまで培ってきた商品品質管理に関する技術・知識・情報を楽天へ提供することで、新たな社会貢献に努めてまいります。
楽天とボーケン品質評価機構は、今後もインターネット上におけるマーケットの健全化を推進し、ユーザーに安心・安全なお買い物体験を提供してまいります。
2019年1月24日
- 楽天株式会社
- 一般財団法人ボーケン品質評価機構
楽天とボーケン品質評価機構、「楽天市場」の商品品質管理における連携を強化
■ボーケン品質評価機構について
ボーケン品質評価機構は、繊維製品の輸出振興と品質向上を目的に、1948年(昭和23年)に商工省(現在の経済産業省)の許可を得て設立しました。品質情報総合サービス機関として、繊維製品から日用品・家具、化粧品等の幅広い分野において品質の評価とサポート業務を行い、安心安全な社会に貢献するよう取り組んでいます。(https://www.boken.or.jp/)
■楽天の安心・安全の取り組みについて
楽天は、2014年に「楽天市場 品質向上委員会」を設立し、楽天市場のサービスの品質向上や取引の健全化・適正化を目的として様々な取組や改善活動を検討・実施しています。また、ブランド模倣品などの権利侵害品や偽サイトについては、外部団体とも連携し、ユーザーと出店店舗の双方が安心・安全に利用できるプラットフォームの構築を目指し様々な対策を講じています。(https://event.rakuten.co.jp/anshin/)
以 上