楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「当社」)の連結子会社である楽天銀行株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 永井 啓之、以下「楽天銀行」)及び楽天カード株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 穂坂 雅之、以下「楽天カード」)は、Waterland Financial Holdings(以下、WFH社)と共同で、台湾における銀行業務開始を目的とした合弁会社設立に関する契約を締結しましたので、以下の通りお知らせします。
1. 背景・目的
当社はこれまで、台湾楽天が2008年にECサービスを開始して以来、クレジットカード、トラベル、フリマアプリ、電子書籍など様々な事業を台湾において展開してきました。現在では、ECとクレジットカードを中心とした強固な楽天エコシステムが形成されており、当社の海外事業においても台湾は重要な位置づけとなっています。
この度、台湾におけるエコシステムの更なる強化のために、かねてより銀行業参入を検討していたWFH社との間で共同でオンラインでの銀行サービスを提供するための準備を開始することについて合意に至りました。今後は必要な関係当局からの認可等取得を前提に、楽天銀行、楽天カード、WFH社の3社共同で、台湾での銀行サービス開始に向けて各種手続きを進めていく予定です。