2018年5月25日
  • 楽天株式会社

楽天、KADOKAWA、講談社、集英社、小学館、大日本印刷が 大阪屋栗田による第三者割当増資を引き受け、連携を強化

  楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、株式会社KADOKAWA、株式会社講談社、株式会社集英社、株式会社小学館(以下「出版4社」)および大日本印刷株式会社(以下「DNP」)の5社と、出版物の取次販売を行う株式会社大阪屋栗田(以下「大阪屋栗田」)が本日実施した第三者割当増資を引き受けました。これにより、同社に対する楽天の出資比率は51.0%となり、同社は楽天の子会社となります。

  楽天は、2014年11月に出版4社およびDNPと共同で大阪屋栗田(旧 株式会社大阪屋)に資本参加し、以来、筆頭株主(35.19%)として同社の経営に参画してきました。
今後は、出版4社の持つコンテンツおよびDNPの流通網、そして大阪屋栗田が有する物流基盤や書店ネットワークとの連携をさらに強化していくとともに、楽天グループが保有する会員基盤やIT基盤を活用して、幅広い事業分野におけるシナジーの創出を図っていきます。

  具体的には、全国の書店ですでに導入を進めている、共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」や、5月8日から提供を開始した、書店からお得で便利な情報が届くスマホアプリ「Readee PLUS+(リーディー プラス)」、さらには書店におけるアプリと連動したデジタルサイネージの活用など、書店の書籍販売をサポートする新しいエコシステムの創出を推進します。

  楽天は株主各社との連携を強化し、大阪屋栗田を通じて様々な施策を展開し、書籍流通基盤の安定化と出版流通業界のさらなる発展に寄与してまいります。

  なお、増資後の出資比率および新経営体制は以下の通りです。

出資比率:
楽天株式会社 51.0%
株式会社KADOKAWA 9.5%
株式会社講談社 9.5%
株式会社集英社 9.5%
株式会社小学館 9.5%
大日本印刷株式会社 9.5%
株式会社OSS 1.6%

役員構成:
取締役会長 笠原和彦(楽天)
代表取締役社長 服部達也(楽天)
専務取締役 川村興市(楽天)
取締役 金田徴  (日本出版販売)
取締役 平野真一郎(楽天)
取締役 関谷幸一(KADOKAWA)
取締役 佐藤隆哉(小学館)
監査役 髙橋洋(楽天)
監査役 吉富伸享(講談社)
監査役 林秀明(集英社)
監査役 財前秀臣(DNP)


■ 株式会社大阪屋栗田 概要
商号: 株式会社大阪屋栗田
所在地:
(大阪本社)大阪市福島区鷺洲1-11-19 大阪福島セントラルビル1F・2F
(東京本社)東京都文京区小石川2-22-2 和順ビル6F・7F
事業開始: 2016年4月1日
事業内容: 出版物の取次販売

以  上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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