2017年10月20日
  • 楽天株式会社

広島市中央部商店街振興組合連合会と楽天株式会社、 駐車場シェアリングサービスを通じた地域活性化に関する連携協定を締結

- 広島市内の駐車環境を改善、地域社会の活性化を促進 -

 広島市中央部商店街振興組合連合会(理事長:下村 純一、以下「中振連」)と楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、駐車場シェアリングサービス「楽天パーキング」を通じた地域活性化に関する連携協定(以下、「本協定」)を、本日締結いたしました。

 近年、広島市郊外では大型ショッピングセンターが相次いで開業しており、若い世代の夫婦・子育て世代の多くは車を利用して郊外に買い物に出かける傾向が見受けられます。その理由の一つとして、駐車場を探したり、割高な駐車場を利用したりしなければならない市内中心部に対し、郊外の商業施設は付属駐車場を容易に利用できることから車で出かけやすいという点が挙げられます。こうした中、中振連と楽天は市内中心部周辺において駐車場シェアリングサービスを活用して駐車環境を改善することで、市内中心部の商店街や大型店に買い物客を呼び込み、地域社会の活性化を促進することを目的に本協定を締結しました。

 本協定により、「楽天パーキング」において、中振連が以前から運営している広島市中央部駐車場システムに加盟する、広島市内中心部に近接する立地の良い駐車場が割安で予約可能となります。ドライバーの方は、同サービスを利用することで駐車場を事前に予約し、駐車場の空き状況を心配することなくより気軽に車で商店街に出かけることができるようになります。中振連は、提携駐車場の駐車スペースを効率的に貸し出せるようになるため、市内中心部周辺の駐車環境の改善が期待できます。また、本協定に基づき、両者は今後、サービス利用者に向けて市内中心部への集客を促進するキャンペーンを実施するなどの取り組みも進めていきます。

 広島市内へ訪れる国内外からの観光客数は年々増加しており、2016年の観光客数は1,260万人超(注1)、平和記念資料館の来館者数は年間170万人超(注2)となっています。中振連では、今回の楽天との取り組みによる市内中心部の駐車環境改善により、これらの観光客にも市内中心部の商店街や大型店へ立ち寄ってもらう機会が増えることを期待しています。

 中振連と楽天は、本取り組みを通じて、広島市中心部の商店街や大型店および地域社会の活性化を促進してまいります。

 

(注1)広島市ホームページ 広島市観光動向「平成28年(2016年)広島市観光客数について」を参照しています。
(注2)広島市ホームページ 市長の記者会見 2017年5月12日記者会見「2020年NPT再検討会議第1回準備委員会への出席等について(帰国報告)外2件」を参照しています。

 

 楽天パーキング」とは
  「楽天パーキング」は、インターネットを通じて、駐車スペースの貸し借りを仲介する駐車場シェアリングサービスです。個人・店舗・企業などは、保有する駐車スペースを空いている時間帯に、ご自身が利用していない時などに、気軽に貸し出して遊休資産を有効活用することができます。個人だと外出時、店舗運営者は定休日や営業時間外、駐車場運営者であれば駐車場の遊休時間帯などを活用し、柔軟で効率的な貸し出しが可能です。また、ドライバーの方は、駐車スペースの事前予約が可能なため、安心して目的地に向かうことができます。利用者はパソコン、スマートフォンのウェブサイト、およびスマートフォンアプリから楽天会員IDでサービスを利用することができ、また、クレジットカードで簡単に決済できるとともに、利用金額に応じて「楽天スーパーポイント」を貯めたり、決済手段として使ったりすることもできます。

「広島市中央部商店街振興組合連合会」とは
 広島市中央部商店街振興組合連合会(中振連)とは、広島市の中心街区に位置する12の商店街と8つの大型店で組織された連合会です。
 「広島市中央部駐車場システム」や、8月6日の「とうろう流し」、6月の「ゆかたできん祭」、11月の「えべっさん」等のイベントを実施したり、行政と連携して様々な事業を行うことにより、広島市中心部の商業活性化、賑わいの創出、環境改善のために努力しています。

 

以  上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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