パートナーシップの一環として、楽天はウォリアーズの「オフィシャル Eコマース パートナー」、「オフィシャル ビデオオンデマンド パートナー」、「オフィシャル アフィリエイトマーケティング パートナー」になります。また、楽天グループの米オンライン・キャッシュバックサイト「Ebates」は、「オフィシャル リワード パートナー」に、メッセージング&通話サービスの「楽天Viber」は「オフィシャル インスタントメッセージング&通話アプリ パートナー」となり、電子書籍サービス「楽天Kobo」の専用端末は「オフィシャル 電子書籍リーダー パートナー」として扱われます。
ウォリアーズの社長兼COOのリック・ウェルツは次のようにコメントしています。「楽天は革新性で世界をリードする企業であり、組織として私たちと共通する価値観を持っていることから、素晴らしい提携先だと確信しています。ウォリアーズは世界中のファンたちに支えられています。本パートナーシップは、ウォリアーズのブランドをさらに世界に広げていくだけでなく、日本やアジア、ヨーロッパのファンとより深くつながるための新たな機会をもたらすものと期待しています」
1997年に創業した楽天は、Eコマースやデジタルコンテンツ、コミュニケーションやフィンテックなど様々な分野で70以上のサービスを提供しており、楽天グループサービスは世界で10億人を超える人たちに利用されています。2012年以来、経済誌「フォーブス」の「最も革新的な企業」ランキングのトップ30位以内にランクインしています。また、米国への投資拡大とグローバルでのイノベーション創出に向けたビジョンのもと楽天は、2015年にはアメリカRHO(地域統括オフィス)を、ウォリアーズの本拠地であるサンフランシスコ・ベイエリアに開設しています。
楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷 浩史は、次のようにコメントしています。「現在、世界で最も成功しているトップスポーツチームの一つであるウォリアーズのパートナーとなったことを、大変嬉しく思います。私たちのパートナーである『FCバルセロナ』のように、ウォリアーズは選手全員が勝利に向かい一丸となって戦い、美しい試合を見せるチームです。組織として、私たちが大切にするチームワークや未来に対する前向きな姿勢と、共通するものがあると思っています」
ウォリアーズは2017年6月に、2年ぶり通算5度目となるNBA優勝を果たしています。チームは2014年と2016年に、米業界誌の「スポーツビジネス・ジャーナル/デイリー」が開催するスポーツ・ビジネス・アワードで「最優秀スポーツチーム」に選ばれており、チームオーナー兼CEOのジョー・ラコブも2014年の「最優秀スポーツ・エグゼクティブ」に選出されています。
今回のパートナーシップ契約には練習施設「Warriors Practice Facility」に関する権利も含まれ、施設の名称は新たに「Rakuten Performance Center(楽天パフォーマンスセンター)」へと変わりました。また、楽天の名称やロゴは、ホームアリーナ会場内、ウェブサイトやSNS、ラジオ放送、チーム遠征時におけるアイテムなどの様々なセールスおよびマーケティング用途にも活用されます。
ウォリアーズとのパートナーシップは、楽天にとってプロスポーツを通した新たな取り組みとなります。楽天グループは国内において、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)クラブチームの「ヴィッセル神戸」とプロ野球団の「東北楽天ゴールデンイーグルス」を運営しています。また、楽天は2017年7月からスペインのサッカークラブ「FCバルセロナ」のグローバルにおける「メイン パートナー」および「オフィシャル イノベーション&エンターテインメント パートナー」となっています。