楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、運営する総合英語学習サービス「Rakuten Super English」として、英語学習教室「Rakuten Super English ジュニア」を10月2日(月)に開設します。実教室がある英語学習サービスの提供は今回が初めてです。なお、本日より告知ページを公開し、説明会の申込受付を開始します。
「Rakuten Super English ジュニア」(以下「本教室」)は、主に小学3年生から中学1年生の児童・生徒を対象(注1)に、反転授業(注2)のコンセプトを用いて、実践的な英語の習得を目指す学習教室です。また、ICT教育(注3)やアクティブラーニング(注4)の考え方も取り入れた学習方法を導入しています。具体的には、教科書コンテンツ・動画学習ツール・保護者も確認できる学習状況チェックツールなどが一体となった「Rakuten Learning System」に加え、ゲーミフィケーションを用いた英語学習アプリ「まなみ~」、学習内容を活用して能動的に学べるようなスタイルの授業構成の実現(注5)などにより、効率的・効果的に「使える英語」を学ぶことができます。また、全国主要都市で直営251校の英会話学校を展開する株式会社イーオンとも連携し、質の高い講師を採用しています。
近年、グローバル化の影響や学習指導要領の改訂に伴い、学校現場における英語教育のあり方は大きく変化しており、教育業界ではより良い指導方法が模索されています。楽天は、本年4月に開始した「Rakuten Super English」において、テクノロジーを用いた様々な英語学習アプリの提供や、法人・団体への英語教育コンサルティングを行い、こういった課題解決の一助となるよう努めてきました。今回の、英語学習教室の開設により、これまでのサービス提供の中で得られた知見や、楽天自身が社内公用語英語化に取り組んだ経験を生かして、学習スタイルのモデルケースを提示し、実践的で新しい英語教育のあり方を提案します。学校関係者や教育関係者の見学も随時受け付けており、本教室の教育方法やその成果を踏まえたコンサルティングも法人・団体向けに提供します。
「Rakuten Super English」は今後も、テクノロジーを活用して、英語を楽しく効率的に学べるような新たなコンテンツの提供や、各サービス・機能の向上に取り組み、より多くの英語学習者や英語教育関係者を支援するサービスの提供に努めてまいります。
(注1)対象は、アルファベットの読み書きができるレベルからとなります。
(注2)反転授業とは、授業と宿題の役割を「反転」させ、授業時間外にデジタル教材等により知識習得を済ませ、教室では知識確認や問題解決学習を行う授業形態のことを指します。(出典:北海道大学 情報基盤センター 重田 勝介 「反転授業 ICTによる教育改革の進展」2014年)
(注3)ICTとは、Information and Communication Technologyの略で、情報通信技術一般を指し、ICTの利用・活用方法を教育の一環として取り入れた教育、または、ICTを駆使した教育のことをICT教育といいます。(出典:実用日本語表現辞典)
(注4)アクティブラーニングとは、教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称で、学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図ります。(出典:文部科学省用語集2012年)
(注5)1レッスン75分間の毎回の授業の中に、新規表現の練習、読み書きの練習、生徒によるプレゼンテーションが含まれます。