楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、運営するフリーマーケットアプリ「ラクマ」において、全国一律料金で商品を発送できるサービス「ラクマ定額パック」に、6月20日(予定)から日本郵便株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横山 邦男、以下「日本郵便」)と連携し、「ゆうパケット」と「らく得パック」を追加します。
今回の連携により、「ラクマ」の出品者は、「ラクマ定額パック」において、全国一律180円で最大A4サイズの荷物が発送可能な「ゆうパケット」と、中型の幅広いサイズの荷物(60~100サイズ)を全国一律で期間限定価格(2017年内に料金改定予定)の680円で配送できる「ラクマ」出品者向けに開発された配送サービス「らく得パック」を選ぶことができるようになります。いずれかを選択した出品者は、ローソンや郵便局(注1)で送り状の出力ができるため、配送先の住所を手書きする必要がなく、梱包した商品をお店に持ち込むだけで簡単に発送手続きをすることが可能となります。配送料は「ラクマ」の売上金から引かれるため、発送時にローソンや郵便局に現金を持参する必要もなくなります。また、発送状況を「ラクマ」のアプリ上で確認することができ、安心して取引が行えます。
さらに、出品者が配送方法で「ラクマ定額パック」の「ゆうパケット」もしくは「らく得パック」を選択すると、購入者は受取場所を、自宅のほか、日本郵便が提携するコンビニエンスストア(注2)や郵便局または宅配ロッカー「はこぽす」から指定することができ、仕事などで平日の日中に家にいない方でも都合に合わせた受け取りが可能となるため、再配達の削減にもつながることが期待されます。
楽天は、2016年3月から「ラクマ定額パック」のサービスを開始しています(注3)。近くのコンビニエンスストアに商品を持ち込むだけで、宛名書きや発送時の支払いが不要な手軽さと、全国一律の料金での配送が可能なことから、出品者から好評をいただいています。今回の日本郵便との連携により、出品者の発送場所や購入者の受取場所において選択肢の幅がさらに広がります。
楽天と日本郵便は、EC物流における不在再配達削減に向けた連携強化を発表するなど、共同での取り組みを進めています。今後も個人間取引を含めたECがより便利に、健全に発展をすることを目指し、両社での連携を強めてまいります。
(注1)ゆうプリタッチ(郵便局に設置する送り状発行用の端末)設置郵便局(約1,000局)およびLoppi設置のローソン(約12,300店舗)が対象
(注2)ローソン(約12,300店舗)およびミニストップ(約2,200店舗)が対象(2017年4月末現在)
(注3)参考プレスリリース
■楽天とヤマト運輸が連携し、フリマアプリ「ラクマ」で「ラクマ定額パック」の提供を開始 https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2016/0307_01.html
■楽天とヤマト運輸、「ラクマ定額パック」のファミリーマートでの発送受付を開始
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2016/0524_01.html