2013年4月23日
  • 株式会社学研ホールディングス
  • 株式会社学研教育出版
  • 楽天株式会社

学研、楽天の 「楽天いどうとしょかん」 貸出用電子ブック
リーダー向けに有料デジタルコンテンツの無償貸出を開始

 

株式会社学研ホールディングス(東京・品川/社長:宮原博昭)ならびにグループ会社の株式会社学研教育出版(東京・品川/社長:中村雅夫、以下「学研」)は、楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、以下 「楽天」)が、福島県内を巡回させている「楽天いどうとしょかん」の貸出用電子ブックリーダー「kobo Touch」向けに有料デジタルコンテンツを無償提供しましたので、お知らせします。学研のコンテンツが新たに加わった電子ブックリーダーは、4月25日の運行より貸出を開始いたします。

このたび学研は、楽天の「楽天いどうとしょかん」に関する取り組みや、利用する子供たちにより多くの読書機会を提供したいという趣旨に賛同し、有料デジタルコンテンツの無償提供を決定いたしました。提供するコンテンツは「10分で読める伝記」シリーズや「トリシアは魔法のお医者さん!」シリーズの『飛べないピンク・ドラゴン』など、学研が提供するデジタルコンテンツの中で子供たちに人気が高く、学習効果も期待されるもの7点です。

「楽天いどうとしょかん」は、昨年12月の開始から福島の多くの子供たちに利用されております。特に図鑑や科学に関する本などの調べ学習関連の本の利用頻度が高いことから、子供たちの知的好奇心の高さを窺い知ることができます。一方で、紙の本とともに貸出用に用意している電子ブックリーダー「kobo Touch」向けのコンテンツは、無料の青空文庫など大人向けのコンテンツが中心だったため、利用者の多くが大人という状況にありました。今回の学研による有料コンテンツの無償提供によって、子供向けのコンテンツが充実することから、今後、より多くの子供たちによる貸出用電子ブックリーダーの利用が期待されます。

東日本大震災から2年が経過しました。学研と楽天の両社は、未来を担う子供たちにより多くの読書機会とコンテンツを提供することで、子供たちの創造力を育むことに微力ながら貢献してまいります。

 

 

■「楽天いどうとしょかん」について

楽天は、福島の子供たちのための教育振興および復興支援の一環として、昨年12月21日から約1年間、福島県内を巡回する車両型の移動図書館「楽天いどうとしょかん」を開始しました。楽天グループの様々なサービスと連携した新たな試みを積んで福島県内を巡回し、本を通じて学んだり遊んだりすることのできる、新しい感動体験が生まれる「場」を提供しております。

なお、この「楽天いどうとしょかん」に蔵書されている1,200冊の本のうち1,000冊は、昨年12月と本年2月に実施した「特別編:楽天ブックス×楽天たすけ愛」にご参加いただいた全国の楽天ユーザーのご支援から成り立っています。

楽天いどうとしょかん https://corp.rakuten.co.jp/csr/mobile-library/

 

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

  • カテゴリ
  • カテゴリ