楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、以下 「楽天」)と一般社団法人エル・システマジャパン(所在地:東京都中央区、代表理事:菊川 穣、以下「エル・システマジャパン」)は、7月9日(火)に東京ドームで開催される「楽天グループデー 楽天ゴールデンイーグルス vs 日本ハムファイターズ戦」開始前の同球場にて、福島県相馬市の子どもたちによる合唱のパフォーマンスを行うことになりましたので、お知らせいたします。
このパフォーマンスは、楽天とエル・システマジャパンの共同音楽支援活動「日本発!みんなで作ろう子どもオーケストラ」(※1)の第一弾として、「相馬子どもオーケストラ&コーラス」(※2)に参加する福島県相馬市立桜丘小学校6年生の全83名を東京ドームに招待して実施するものです。子どもたちからは、東日本大震災からの復興を応援してくれている全国の方々に自分たちの活動成果や健在ぶりを広く知ってもらいたいという声もあり、このたび東京ドームでの発表という機会を提供することになりました。
「相馬子どもオーケストラ&コーラス」では、集大成となる活動として楽器も使用した合奏を企画しています。合奏に向けて、今回の東京ドームでの合唱経験を通じて、子どもたちに周囲との調和の重要性や音楽に対する理解をより深めてもらえればと考えています。なお、当日歌うのは、ふるさとを大切にする思いが込められたアイドルグループ「嵐」の楽曲「ふるさと」です。この「ふるさと」の歌詞で表現されている自然の情景が海と山に囲まれた相馬市の環境と似ており、子どもたちが思いを込めて、より豊かに表現できることから、この楽曲が選ばれました。
- 楽天株式会社
- 一般社団法人エル・システマジャパン
福島県相馬市の子どもたちが東京ドームで合唱を披露
「日本発!みんなで作ろう子どもオーケストラ」第一弾、ドームで初披露
・実施日時:7月9日(火)17時30分
・場 所:東京ドーム グランド上
・参加者:福島県相馬市桜丘小学校6年生の全83名
・具体的なスケジュール:
・17:35~17:38(所要時間3分) 入場開始
・17:38~17:40(所要時間1分30秒) 児童代表による挨拶
・17:40~17:44(所要時間3分30秒) 合唱
・17:44~17:46(所要時間2分) 退場
※試合開始後は、観客席にて試合観戦をお楽しみいただきます。
■ 本取り組みに関する協力
「日本発!みんなで作ろう子どもオーケストラ」第一弾を実施するにあたり、総合旅行予約サイトサービス「楽天トラベル」の参画施設および「楽天バスサービス」の参画バス会社の協力により実現しました。それぞれの協力先はこちらです。
【楽天トラベル施設】https://travel.rakuten.co.jp/
・ 施設名:鳳明館(ほうめいかん)本館・台町別館
・ URL:https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/360/360.html
・ 所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷5-10-5
・ 詳細:
東京大学正門前の静かな環境に恵まれた高台にあり、築年数は108年目の、平成12年に都内で唯一の登録有形文化財に指定された旅館です。昔ながらの旅館のため、数名同室で宿泊することができるため、多くの修学旅行の受入れも行っています。
また東日本大震災当初は、被災地から東京に避難された方々の受入れを数カ月に亘り対応しており、被災者の方々の社会復帰に、従業員が一丸となり貢献されました。このようなことから、このたびの相馬市の子供たちの宿泊についても、被災地振興の一つとして、特別価格にてご対応いただけることになりました。代表取締役社長 小池様の「集団で過ごすことのできる旅館で宿泊してもらうことにより、東京ドームでの合唱披露の思いで作りに微力ながら貢献したい」という声をいただき実現しました。
【楽天トラベルバスサービス】https://travel.rakuten.co.jp/bus/
・ 会社名:郡山中央交通株式会社
・ 所在地:〒963-0101 福島県郡山市安積町日出山3丁目280番地
■ 日本発!みんなで作ろう子どもオーケストラについて(※1)
「日本発!みんなで作ろう子どもオーケストラ」は、音楽を通じ、子どもたちの豊かな未来を創造することを目的に展開する楽天とエル・システマジャパンによる共同音楽支援活動です。エル・システマジャパンは、去年より福島県相馬市の小学生を対象に世界的な子ども向け音楽教育プログラム「エル・システマ」の理念に基づいた「相馬子どもオーケストラ&コーラス」(※2)という活動を展開しています。楽天はこの活動の支援に加わり、エル・システマジャパンと共同の音楽支援活動「日本発!みんなで作ろう子どもオーケストラ」の第一弾として、今夏から子どもたちのために合唱の場の提供や楽器集めの支援をすることを決めました。今後、エル・システマ式音楽教育プログラムを受けている海外の子どもたちと日本の子どもたちが交流するイベントの開催などを計画しています。また、国内で活動モデルを作り、将来は世界各国で展開されている「エル・システマ」活動との連携も視野にいれています。