2014年11月7日
  • 楽天株式会社

楽天、エネルギービッグデータ分析による
電源調整の最適化を目指す

-GEインテリジェント・プラットフォームス製「Proficy* CSense」を
電力需要予測に活用-

  楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、本年6月以降進めている宿泊予約データを活用した電力需給予測システムの構築において、米ゼネラル・エレクトリック(GE)社の傘下企業であるGEインテリジェント・プラットフォームス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:プラサナ・バトカ、以下「GEIP」)のデータ管理・分析ソフトウェア「Proficy* CSense」を採用することになりましたので、お知らせいたします。


  楽天は今年6月から、株式会社クリップス(本社:新潟県新潟市、代表取締役:阿部 広則、以下「クリップス」)、および新電力会社の株式会社グローバルエンジニアリング(本社:福岡県古賀市、代表取締役 堀江 英明、以下「グローバル」)と共同で、再生可能エネルギー小売におけるインバランス量低減およびそれによる罰則的なインバランス料金支払いの低減に向け、宿泊予約データと電力消費データとの相関関係に基づく電力需給予測システムの構築を進めております。このシステム構築において、GEIPが提供する「Proficy CSense」の持つ時系列データの視覚化・分析機能および多変量解析による相関分析と予知機能に着目し、今回の採用に至りました。なお、「Proficy CSence」が電力需要変動に係るビックデータ分析で採用されるのは、国内初の事例となります。今後、経済産業省 総合資源 エネルギー調査会 基本政策分科会 電力システム改革小委員会 制度設計ワーキンググループで議論されている30分実同時同量から計画値同時同量への制度変更の議論進捗を勘案しながら、システム構築を進めてまいります。

  今後は、楽天が代表組合員を務めるエネルギー需要開発有限責任事業組合(所在地:東京都品川区、以下「エネルギー需要開発LLP」)が開発を予定している簡易HEMSから得られる低圧分野のエネルギービッグデータについても多変量解析等を活用し、電力需要側のサービス開発プラットフォームの構築にも役立てて行きたいと考えております。

  * Proficyは、GE Intelligent Platforms, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標である場合があります。

■GEインテリジェント・プラットフォームス
  会社名: GEインテリジェント・プラットフォームス株式会社
  事業内容: パソコン計測・制御分野におけるパッケージソフトウェアの開発・販売・サービス
  所在地: 東京都港区
  URL: http://www.ge-ip.com/jp 

■Proficy CSenceセミナー
  GEインテリジェント・プラットフォームス プロダクトセミナー2014 秋
  ~インダストリアル・インターネット実現のために、多変量解析ツールProficy CSenseのご紹介~
   http://www.ge-ip.com/jp/seminar-2014-11-11  

  楽天エナジーは、2014年11月11日(火)にGEIPが主催する上記セミナーにて、宿泊予約データを
  活用した電力需給予測システム、およびエネルギー需要開発LLPにおけるビッグデータ活用、その
  展望について説明させていただく予定です。

                                                                                                                     以上

 

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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