楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、以下「楽天」)は本日、アジア最大のLCC(ローコストキャリア)であるエアアジア(グループCEO:トニー・フェルナンデス、所在地:マレーシア)が日本で設立するエアアジア・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表:小田切 義憲、資本金:70億円(予定)、以下:「エアアジア・ジャパン」)に出資(出資比率:18%)することになりましたので、お知らせいたします。
今回、出資先のエアアジア・ジャパンの親会社であるエアアジアは現在、アジア、オーストラリアにおいて18カ国208路線を運航しています。旅客数は、就航開始以来、約2億2,000万人に達しました。エアアジアは、Skytrax社による「世界航空会社調査(World Airline Survey)」において2009年から5年連続で「世界ベストローコストエアライン(World’s Best Low Cost Airline)」に選出されました。
世界におけるLCC市場は、東南アジアが52%、北米や欧州は30%以上のシェアを持ち、さらなる拡大傾向にあります。欧州では、LCCの成長が航空需要全体の成長をけん引しています。国内のLCC市場は、国内線にLCCが参入した2012年3月から継続的に成長しており、今後もさらなる成長が予測されています。(注)
楽天が運営する総合旅行サイト「楽天トラベル」は、国内最大規模を誇る29,250の加盟宿泊施設数(6/26時点)を有し、国内17拠点、海外12カ国20拠点でトラベル事業を展開しています。楽天は、本出資を通じて成長著しい東南アジアを対象にした集客強化などの海外トラベル事業のさらなる拡大を目指します。今後は、引き続き、満足度の高い旅行サービスを提供するとともに、旅行業界を活性化させる一翼を担ってまいります。
(注)国土交通省:LCCの参入効果分析に関する調査研究
http://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/research-p140528/05.pdf