2013年5月23日
  • 楽天リサーチ株式会社

楽天リサーチ、「夏のボーナス」に関する調査を発表

6割が景気回復の実感なしと回答
ボーナス見込み使用額は、約7割近くが昨年比変動なし

 楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森学)は、夏のボーナスに関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、2013年5月9日から10日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の20歳から69歳の会社員・公務員男女計1,000人を対象に行いました。

調査結果概要

6割の人が景気回復の実感がないと回答

景気の上向き実感をたずねたところ、約6割(59.1%)が「変わらない」と回答。「やや回復傾向にあると感じる」という回答も2割程度(21.4%)あった。「回復傾向にある」という回答の合計は24.0%で、「後退傾向にある」の合計の16.9%を7ポイントほど上回る結果となった。
年代別で見たところ、30代の66.5%の人が「変わらない」と回答し、30代が最も景気回復を感じていない結果となった。

今夏のボーナスは7割の人が支給予定あり。支給額は「昨年と変わらない」がトップ

 昨年の夏にボーナスを支給された人は、全体の76.8%で、今年の夏にボーナスの支給予定がある人は、69.9%だった。 今夏のボーナス支給予定がある人に、昨年と比べた支給見込額を聞いたところ、「昨年と変わらない」が37.3%でトップとなった。

20万円から50万円がボリュームゾーン。昨年同様、満足度は4割に満たず

 今夏のボーナス支給予定がある人に支給見込額をたずねた。トップ3となった回答は、「20万円以上~30万円未満」(12.3%)、「30万円以上~40万円未満」(12.2%)、「40万円以上~50万円未満」(11.0%)。以下、「50万円以上~60万円未満」(9.2%)、「10万円以上~20万円未満」(7.4%)が続いた。20万円から50万円の範囲がボリュームゾーンとなっていることがわかる。

ボーナスを使う額は、昨年と同様の見込みが、66.2%

 支給額のうちどのくらいの金額を使う予定かを昨年比で答えてもらったところ、「変わらない」が66.2%でトップとなった。
20代以外の世代では、「減る」が「増える」を上回る結果となり、回答者全体でも「減る」の回答が「増える」の回答よりも約3ポイント(2.8%)多かった。

今夏のボーナス需要で、20代、30代の旅行・レジャーが伸長する見込み
60代は昨年比較でボーナスを「生活費の補填」に充てる割合が約10ポイント(10.1%)の伸び

 年代別で見たところ、20代、30代の旅行・レジャーに使う予定という回答が昨年比10%近くの伸びを示した(20代:19.1%から29.1%、30代:15.0%から25.9%に伸長)。60代で最も顕著な変化があったのが、「生活費の補填」で、昨年比で10%(14.0%から24.1%)増加した。

 

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  調査やグラフ付きの調査結果・レポートは以下URLからご覧いただけます。
       → https://research.rakuten.co.jp/report/20130523/

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【調査概要】
調査エリア: 全国
調査対象者: 20歳から69歳 男女 会社員・公務員
回収サンプル数: 1,000サンプル
調査期間: 2013年5月9日から5月10日
調査実施機関: 楽天リサ-チ株式会社

 

以 上

 

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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