楽天トラベル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:岡武公士、以下 楽天トラベル)は、東南アジアにおける事業拡大を目的に、フィリピン(マニラ)およびベトナム(ホーチミン)に拠点を新設いたしました。また、2013年上期中には、マレーシアにも新たな拠点の設立を予定しています。
楽天トラベルは、2012年3月1日に東南アジア地域における営業活動の中核拠点として、シンガポールに「Rakuten Travel Singapore Pte.Ltd」を設立しました。その結果、昨年の流通総額(注)は、すでに拠点があるシンガポールが54%増、インドネシアが29%増、タイが46%増と、好調な伸びを示しました。今回の新拠点の設立により、これらの東南アジア各国同様にフィリピンとベトナムにおいても需要の拡大が期待されます。
海外展開を加速する上で重要となる新拠点の設立により、契約ホテル数を拡大し、より多くの選択肢の中から、お客さまに合ったホテルを選んでいただけるようになります。また、楽天トラベルの強みであるインターネットトラベル コンサルタント(ITC)の企画提案営業力を生かして、現地の各ホテルと密接な関係を構築し、ITCによる企画・提案を通じ、日本特有の「おもてなし」といったきめ細やかなサービスなど、日本人観光客に魅力ある商品ラインナップを強化します。また、海外拠点におけるマーケティング活動を積極的に展開することで、現地のお客さまに対しても、より魅力あるサービスを提供していきます。
楽天トラベルは、成長著しい東南アジアを中心に、海外拠点を拡充し、現地ホテルとの関係を強化するとともに、さらに魅力あるサービスを提供してまいります。
(注)流通総額は、2011年通期と2012年通期の比較です。