2012年11月27日
  • 楽天リサーチ株式会社

楽天リサーチ、SNSを活用した新調査サービス
「ソーシャルリサーチ」の提供を開始

  楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 「楽天リサーチ」)は、12月17日より、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下「SNS」)を活用したMROC(Market Research Online Community)タイプの新調査サービス「ソーシャルリサーチ」の提供を開始することとなりましたので、お知らせいたします。

  「MROC(Market Research Online Community)」とは、SNSを活用したオンライン上のコミュニティーです。これまで日本では、小規模(数十人から百程度)に短期間(1ヵ月間)で実施する、調査会社による調査目的のコミュニティーが主流でした。今回の「ソーシャルリサーチ」は、企業のコミュニティーとして、より長期間(4ヵ月から常設)で大規模(5百人から数千人程度)なコミュニティーを設定し、調査を実施できる新しいサービスです。また、より広範なマーケティングを目的とした活用も可能です。

  具体的には、消費者、企業のスタッフ、モデレーターから成るコミュニティーをオンライン上に構築し、ディスカッション、アンケート、ライブチャットなどの豊富な手法を用いて、高品質な消費者からの情報を収集できます。また、消費者のアイデアを集めて、企業と消費者が共同して商品開発を行うことや、様々なイベントを実施することで消費者のロイヤル顧客化を促すなど、マーケティング活動を行う場ともなり得ます。

  昨今、フェイスブックやツイッターなどのSNSが普及する中、顧客とのコミュニケーションを重要視する企業が増えるとともに、これらのツールが企業のプロモーションやマーケティング活動においても不可欠なものになっています。オフラインのグループインタビューでは難しかった、数十人から数百人規模の会話や、数ヵ月の継続的な聴取を可能にするだけでなく、画像や動画を用いた会話ができるため、より深い顧客インサイトを発見することを実現します。さらに、場所を問わず実施できるため、様々な消費者層が本調査に参加することができることも特徴です。

  楽天は、2012年5月に、Think Passenger社(※読み:シンク パッセンジャー)と業務提携いたしました。Think Passenger社は、米国ではMROCにおけるリーディングカンパニーであり、大手飲料メーカーや自動車会社など多くのグローバル企業を支援しています。この業務提携により、楽天リサーチは、Think Passenger社のSNSを活用したMROCシステムを独占的に日本で販売する権利を保有し「ソーシャルリサーチ」の提供に至りました。

  楽天リサーチは、今後も潜在的な消費者ニーズを的確に捉えるデータを、日本企業に提供することを目指してまいります。


【ご参考】 Passengerと楽天リサーチ、業務提携のお知らせ (2012年5月15日発表)
  ◆ https://corp.rakuten.co.jp/newsrelease/2012/0515.html

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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