楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 「楽天」)と埼玉県立総合教育センター(本所:埼玉県行田市、埼玉県立総合教育センター所長:藤井 春彦)は、楽天が高校生を対象にネットショッピングモール「楽天市場」の運営ノウハウを提供する電子商取引授業「楽天IT学校」(※)の埼玉県立岩槻商業高校での実施において、12月7日からインターネット上で商品の販売実践を開始しますのでお知らせします。
なお、販売実践を開始するにあたり、生徒たちによる商品販売企画のプレゼンテーションを公開授業として11月25日(金)に実施いたします。
埼玉県立総合教育センターでは、2009年から情報通信ネットワークを活用した先進的な学習支援の研究に取り組んでおり、その一環として研究協力校の高校生を対象に、産学官が連携し著名な大学教授や研究者、一流企業に従事する専門スタッフから直接指導を受ける学習機会を提供しております。
「楽天IT学校」では、この活動の一環として、2010年9月から埼玉県立岩槻商業高等学校にて実施され、国内最大のネットショッピング利用者を有する「楽天市場」におけるEコマースの現状やネットユーザーの動向を学ぶ機会を提供してまいりました。
今回の公開授業は、12月7日からの販売実践に向けた企画確認の授業となります。最終的に生徒たちは、「楽天IT学校」の授業の総仕上げとして位置づけ実施する販売実践により、ネットユーザーからの反応を直接得て、商品販売の大切さについて学ぶこととなります。
なお、今回販売する商品は昨年に引き続き地元を代表する「草加せんべい」です。新パッケージを企画して販売するだけでなく、高校生の斬新なアイデアによってお歳暮商戦に向けて新商品の開発も行い、地域振興にも貢献してまいります。
楽天と埼玉県立総合教育センターは、生徒たちが「楽天IT学校」の販売実践を通じて時間や場所を制限せず運営ができるネットショップの将来性を実感することや、反応の早いネットユーザーとのコミュニケーションを通じて社会との触れ合いを実感することを期待しています。
販売実践商品ページは、協力店舗内に設け、「楽天市場」の地域活性化コンテンツ「まち楽 埼玉」のコンテンツとしてアップし、次回(1月)の授業にて実践販売に関する効果検証も行ってまいります。
「楽天IT学校」実践販売の概要は以下の通りです。
- 楽天株式会社
- 埼玉県立総合教育センター
電子商取引授業
「楽天IT学校」×埼玉県立岩槻商業高校
「楽天IT学校」実践販売概要
1、「楽天IT学校」における埼玉県立岩槻商業高校
埼玉県立総合教育センターの先進的な学習支援の研究として選出された学校です。この研究において教育センターでは、学生たちからの情報発信の促進も実施しており、生徒×学校×教育センター×楽天の4者でコミュニケーションができる情報ネットワークを活用し、授業以外での様々な情報交換も行ってまいりました。これにより楽天および教育センターからの情報発信のみならず、4社との積極的なコミュニケーションを実現しています。
2、販売内容
■埼玉県立岩槻商業高校×草加煎餅ほりゐ×楽天IT学校
◇販売開始日: 2011年12月7日
◇コラボページURL: http://event.rakuten.co.jp/area/saitama/collaboration/ (開始日より掲載)
◇取扱店舗: 草加煎餅ほりゐ( https://www.rakuten.co.jp/soka-horii/ )
◇販売商品: 生徒たちがグループ単位でプロデュースしたせんべいと、このせんべいを含むセット商品
◇商品ページURL:
▼SMILEチーム:「SMILEセット」
https://item.rakuten.co.jp/soka-horii/csr-iwatsuki-201101
▼THEせんべいチーム:「ハッピーファミリー(ハピファミ)」
https://item.rakuten.co.jp/soka-horii/csr-iwatsuki-201102
▼Kチーム:「CHO-KOせんべい」
https://item.rakuten.co.jp/soka-horii/csr-iwatsuki-201103
▼アベレージチーム:「彩りせんべい」
https://item.rakuten.co.jp/soka-horii/csr-iwatsuki-201104
▼クリスマスチーム:「お買い得クリスマスセット」
https://item.rakuten.co.jp/soka-horii/csr-iwatsuki-201105
▼WAKEARIチーム:「ファミリーセット」
https://item.rakuten.co.jp/soka-horii/csr-iwatsuki-201106
※「楽天IT学校」とは
高校生・大学生を対象に、インターネットの可能性を伝え、体験いただく電子商取引出張授業です。楽天グループのCSR活動の一環として、ネットショッピングモール「楽天市場」に出店する地元企業の協力を得て年間にわたり実施する楽天×地元企業×学生による新しいスタイルの授業です。この授業により、学生たちが普段見ることのできないネットショップオーナーの試行錯誤を知り、“商品を売る大変さ”や“働くことの大切さ”について気づき、理解を深めていただくことを目的としています。
具体的な内容は、職場訪問、ネットショップにおける販売戦略の立案、ホームページ作成による売り場の構築、商品プロデュース、実際の販売まで実践し、実店舗とは異なったネットショップのスピード感を高校生たちに体感いただきます。