楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 楽天)、同グループ子会社であるTARAD Dot Com Co.,Ltd.(タラッド ドット コム、本社:バンコク、以下 タラッド社)、タイ国政府商務省輸出振興局(本部:バンコク、以下 タイ国商務省)、ならびにジェトロバンコクセンター(バンコク、所長:山田 宗範)の4者は本日3月11日、楽天とタラッド社が提供するECプラットフォームを活用し、タイの中小企業の海外市場向け販売を支援していくことで連携いたしましたので、お知らせします。
今回の連携は、タイ中小企業によるEコマースを通じた商品販売を支援・促進し、タイ国内のみならず海外でのEコマース経由の取扱量拡大を図るものです。これにより、タイ中小企業は、タラッド社が提供するタイ最大のECサイト「TARAD.com」を通じた自社商品の販売がさらに容易になります。また楽天は、昨年11月から「TARAD.com」において、タイのユーザーが商品検索を行う際に、日本の「楽天市場」の海外販売対象商品を同時に現地言語で検索できる機能をリリースしており、今回の新たな連携により、両国間の交易がさらに促進されることが期待されます。
タイ国商務省およびジェトロは、タイの中小企業に対し、タラッド社と共同でEコマースや海外販売に関するセミナーを開催します。また、「TARAD.com」への出店を支援し、タイの中小企業のEコマース事業の展開を促進していきます。
今後も4者は、タイの中小企業支援において連携を強化していくとともに、世界市場におけるタイ経済の発展に微力ながら貢献してまいります。
■「TARAD.com」CEO 松尾 俊哉からのコメント
現在、タイの中小企業は、クロスボーダー取引拡大に伴う費用増加のリスクに直面していますが、そのような状況においてもタイの中小企業の輸出額は徐々に拡大しています。とりわけ日本への輸出は大幅な伸びを示しており、一層の拡大が期待されます。我々はタイでの日本製品の販売促進において大きな成果を上げてきましたが、今回のタイ国商務省およびジェトロとの新たな連携により、タイ中小企業への支援をより充実させ、近い将来彼らが世界規模の企業に成長できるよう寄与できることを願っています。
以上