楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 楽天)が運営する、日本最大級のクチコミ就職情報サイト「みんなの就職活動日記」(以下 「みん就」)は、2012年度卒業予定の学生を対象に調査した『就職人気企業ランキング』を発表しました。
今回の調査は、2010年10月1日から12月12日にかけて、「みん就」に登録する2012年度卒業予定の学生会員を対象に、インターネットと就職フォーラム会場でアンケートを実施し、4,959名から回答を得ました。本調査は、ノミネート企業591社のうち、志望動機の高い上位5社を選択し、それぞれの理由を「仕事の魅力」「会社の魅力」「雇用の魅力」「社会的責任の魅力」「採用活動の魅力」の5つの観点から選んだものを集計している点が特徴です。
以上
【総評】
(1)グローバルのブーム本格到来:総合商社は根強い人気
2010年度の経済の話題の中心はやはり「グローバル化」であろう。この波は従来から人気の高い総合商社のランキングをさらに押し上げている。大手5社がそれぞれ総合ランキングの上位にランクインし、志望理由ランキングにおいても「海外で働ける」という項目で、5社中4社の総合商社がランクインしている。グローバル化が進む中で、海外で活躍することが個人の価値を上げると考える意識の高い学生が、積極的に商社の“「海外で働ける」=グローバル”といった観点を評価した結果といえるだろう。
(2)安定志向の拡大:メガバンクは依然人気
景気不透明が続く中、世界金融危機の影響もどこ吹く風で、金融業界の人気は昨年を上回った。総合ランキングでは、メガバンクから 三菱東京UFJ銀行 2位、みずほフィナンシャルグループ 15位、三井住友銀行 16位が上位にランクインし、依然人気が高いようだ。志望理由で見ると、「安定している」の項目に、銀行から三菱UFJ銀行が3位に入った。“銀行=安定”といったイメージが銀行人気につながったといえるだろう。
(3)不況時に強い業界:食品メーカーが人気
今年の環境を最も明確に反映させたのが、食品、医薬、化粧品といった生活用品を扱う業界の台頭であろう。総合ランキングで、資生堂と明治グループが4位、味の素 11位、カゴメ 44位と、食品業界の強さが目立つ。あまり派手さがない業界ながら、一般的に不況期に強いといわれる食品業界の人気が裏付けられた。
ランキングの結果は、以下URLからご覧いただけます。
URL→ https://www.nikki.ne.jp/event/20110131
【調査概要】
調査主体:みんなの就職活動日記
企画協力:日経ビジネス
調査期間:2010年10月1日から12月12日
調査対象:2012年度卒業予定登録学生会員
総回答人数:4,959人
調査方法:「みんなの就職活動日記」上でのWebアンケートおよび、みんなの就職活動日記主催の就職イベント会場での紙アンケートを集計
調査項目:ノミネート企業591社から志望する企業5社を選択。それぞれの企業について、「仕事の魅力」「会社の魅力」「雇用の魅力」「社会的責任の魅力」「採用活動の魅力」の5つの観点から、それぞれの選択理由を一つ選び算出。
※割合は、各企業が獲得した得票数のうち、5つの観点のそれぞれの選択肢が占める割合を算出したもの。
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