楽天グループの結婚情報サービス 株式会社オーネット(本社:東京都品川区代表取締役社長:島貫慶太)は、2011年1月に成人式を迎える全国の独身男女計800人を対象に、生活・恋愛・結婚・社会参加意識などの調査を行いました。
「新成人意識調査」は今回で16回目となります。
2011 年1 月1 日現在の20 歳の人口は約124 万人(男性約63 万人、女性約61万人)。5 年連続で過去最低を更新した。総人口に占める割合は0.97%と、初めて1%を割り込んだ(2011 年1 月1 日総務省公表)。
調査対象の2011 年新成人が生まれたのは、東西ドイツの統合などで冷戦が終結し、代わるように湾岸戦争が起こるなど、世界の変革期であった1990 年4 月2 日から1991 年4 月1 日の間である。その後、バブル経済の崩壊、右肩下がりの株価低迷など、長引く不況下で育ち、21 世紀に10 代を迎えた彼らは、学校ではゆとり教育を受け、ITツールの普及・発達による、コミュニケーションスタイルの変化に直面した。そして今、様々な課題が浮き彫りになってきた日本社会にあって、20 歳を迎える。
新成人は、現在および今後の生活、恋愛や結婚、仕事などについてどのように考えているか。2011 年に成人式を迎える未婚男女合計800 名を対象に調査をおこなったところ、「交際相手がいない」割合は77.0%と、15年前の1996年の第一回調査時の50.0%と比べ、大幅に増加した。特に男性は昨年の76.2%から83.7%と大幅に増加し、初めて8 割を超えた。
恋愛・結婚以外の質問からも、2011 年新成人からは男性の内向きさ、女性の現実への対応能力の高さが窺える。
「これからの時代に英語は必須だ」75.6%(男性:72.8%、女性:78.5%)や、「短期でも良いので海外留学をしてみたい」47.9%(男性:39.8%、女性:56.0%)といった意識は女性のほうが高い。それに対して男性は、「視野が拡がる海外旅行よりも、言葉が通じて安心な国内旅行がいい」47.0%(男性:48.5%、女性:45.5%)や、「自分は動物的ではなく、どちらかというと植物的なほうだ」56.8%(男性:60.3%、女:53.3%)といった意識が女性よりも高く、内向き、かつ受身の姿勢も見える。
- 株式会社オーネット
オーネット、「2011年新成人意識調査」を発表
男性の83.7%が現在彼女なし、
49.3%が「これまで彼女はひとりもいない」 -
ことぶき科学情報(vol56) 2011年新成人意識調査 目次
http://onet.jp/company/activity/report/vol56.pdf
■2011 年新成人のプロフィール
・自分は「人からペースを崩されたくない(91.8%)」が、「人に気を遣うタイプ(88.6%)」で
ある
・「自分は植物的」と思う新成人男性 60.3%
■2011 年新成人の現在
・現在の生活に満足している2011 年新成人 66.4%
・今後の進路に不安を感じている2011 年新成人 64.9%
・20 歳の自分をおとなだと思っていない 72.6%
■2011 年新成人の仕事意識
・「仕事に燃えている人は素敵だと思う」 50.0%、女性は55.6%
・仕事とは、「お金を稼ぐこと」 70.8%、「経済的な自立のため」 56.9%、「責任を持つもの」47.5%
■2011 年新成人の恋愛意識
・交際相手がいる2011 年新成人23.0% 男女とも過去最低を更新
・交際相手が欲しい2011 年新成人 64.6%と昨年比約7 ポイント減
・片思いを含む恋愛経験は「5 回以上」が3 割と最多だが、これまでに交際した相手「ひとりも
いない」も45.9%
■2011 年新成人の結婚意識
・2011 年新成人の結婚意向 81.1% 男性は昨年比約4 ポイント減
■2011 年新成人の将来観
・親世代に比べて今後の自分の生活 「悪くなる」 45.4% 「よくなる」も21.1%と昨年比
約4ポイント増
■2011 年新成人の親子関係
・「親はやさしく、あたたかい」 85.3%、「親を信頼している」 82.4% など、親子関係は
良好
・親のようなおとなになりたいと考える2011 年新成人 51.6%
▼詳しくは、以下HP
http://onet.jp/company/activity/report/vol56.pdf
【お願い】
調査結果をご使用になる場合には、〝楽天グループの「オーネット」調査〝と明記ください。]
以上