2009年12月1日
楽天リサーチ株式会社

2人に1人が、冬のボーナス支給額減少
家計、今年の冬は夏以上に“寒さ”増す
-冬のボーナスに関する調査より-

 楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 楽天リサーチ)は、冬のボーナスに関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、11月13日から17日にかけて、楽天リサーチ登録モニター(約174万人)の中から、全国の20-69歳の男女計1,000人を対象に行いました。


            ■□ 調査結果概要 □■

【総評】
 夏以上に厳しくなると予想された冬のボーナスだが、昨年に比べても更に家計がひっ迫する傾向にあることが明らかになった。デフレが叫ばれる中、限られた家計の中でいかに安く良い商品を手に入れるか、消費者は注視しているのではないか。


■今年の冬のボーナス「支給される予定」が6割を割り込む、懐は極寒か!?

 昨年と今年の冬のボーナスの支給実績と支給予定について尋ねたところ、昨年の冬のボーナスについては、「支給された」という回答が70.6%、「支給されなかった」の29.4%だった。一方、今年の冬のボーナス支給の予定については、「支給される予定」という回答は59.3%に留まっている。


■「冬のボーナス支給額減」層は、昨年より11.1ポイント増の48.5%

 今年の冬のボーナス支給額について昨年冬と比べてどうなるか尋ねたところ、「減りそう」と答えている人が48.5%とほぼ半数を占めており、「増えそう」という回答はわずか
8.7%だった。「昨年と変わらない」との回答は32.9%だった。昨年の冬のボーナスに関する調査では、「減りそう」が37.4%だったことからも、今年は「減少層」が11.1ポイント増え、より一層家計の冷え込みが予想される。


■景気低迷や雇用不安がボーナスの使途に影響

 金融危機による景気低迷や雇用不安が今年の冬のボーナスの使途にどの程度影響しているのかという点では、「影響している」が33.9%、「大きく影響している」が30.0%で、この2回答で6割を超えた。「まったく影響していない」という回答は、わずか6.7%だった。


■今年の冬のボーナスから初めて投資・資産運用を開始する人はゼロ

 今年の冬のボーナスを投資・資産運用に使うと回答した人に、投資・資産運用歴を聞いたところ、最も多かったのは、「3年以上-5年未満」「10年以上」(ともに35.3%)だった。一方、「今年の冬のボーナスで初めて投資・資産運用商品を購入する」という回答はゼロという結果となった。


■投資・資産運用については、「低リターンでも、元本が保証された安全な金融商品を選びたい」という考えがトップ

 投資・資産運用についての考えについては、「低リターンでも、元本が保証された安全な金融商品を選びたい」という回答が最も多く、47.8%だった。「リスクもリターンも中程度のバランスのとれた金融商品を選びたい」が26.8%で続いた。



         ■□ 調査結果 □■
   グラフ付きの調査結果・レポートは以下URLからご覧いただけます。
      ⇒ https://research.rakuten.co.jp/report/20091201/


【調査概要】
調査エリア  :全国
調査対象者  :20-69歳男女
回収サンプル数:1,000サンプル(性別×年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間   :2009年11月13日-17日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社


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■楽天マネーサービス
URL→http://service.money.rakuten.co.jp/top/index.html
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  以上

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