2009年11月24日
楽天リサーチ株式会社

FX(外国為替証拠金取引)の取引経験者は6.8%に留まる
取扱企業認知も口座開設までには高い壁
-FXに関する調査より-

 楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 楽天リサーチ)は、FX(外国為替証拠金取引)に関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、10月23日から25日にかけて、楽天リサーチ登録モニター(約173万人)の中から、全国の20-69歳の男女計1,000人を対象に行いました。


             ■□ 調査結果概要 □■

【総評】
 FXの取引経験者は全体で6.8%に留まり、未だ少数派であることが浮き彫りになった。一方、取引意向がある潜在顧客は約3割と、拡大の余地はあるように見受けられる。FXの特徴であるハイリスク・ハイリターンの金融商品をどのように活用するか、インターネットなどによる情報収集と、専門的な知識の習得が必要になるのではないか。


■FX経験者は6.8%、取引意向を持つ潜在的ユーザーは31.4%

 FXの利用経験者は6.8%で、その中で現在FXを行っている人は3.7%に留まった。また、取引意向を持つ潜在的ユーザーは31.4%と必ずしも少なくない結果となった。


■FXをはじめたのはここ1、2年が約6割

 FXの利用期間は「3年以上」が32.4%、「1年以上2年未満」が29.7%、「3ヶ月以内」が
16.2%という結果となった。2年未満が全体の約6割(59.4%)となっており、この1、2年の間にFXを始めた人が多いことがわかる。


■FXの主要な情報源はインターネット

 FXに関する情報源では、「マネー関連のインターネットサイト」が26.7%でトップ、「FX会社のホームページ」(24.9%)、「新聞」(18.8%)が2、3位という結果となった。一方、「とくに情報収集はしていない」という回答も39.3%あった。


■FXの特徴は把握するも、専門用語は初耳!

 FXを取引する上で魅力に感じる(感じた)点では、「ハイリターンである」(23.4%)と「小額から始められる」(21.5%)が上位の回答となっている。また、FX取引をする上で不安に感じる(感じた)点では、「ハイリスクである」が最も多く、59.9%。「取引が難しそう」(26.6%)がそれに続いている。ハイリスク・ハイリターンというFXの金融商品としての特徴を多くの人が認識していることが分かった。


■レバレッジは「10倍未満」が35.1%、規制が行われた場合でも「今までとかわらない」

 「レバレッジ」の倍率では、「10倍未満」が35.1%と最も多く、「10倍以上20倍未満」(16.2%)がそれに続いている。一方、「200倍以上500倍未満」という回答も13.5%あった。
また、金融庁がレバレッジの倍率に上限を設けようとしていることに関連して、レバレッジ規制が行われた場合にどうするかを尋ねたところ、「今までとかわらない」(81.1%)という答えが大多数を占めた。



            ■□ 調査結果 □■
     グラフ付きの調査結果・レポートは以下URLからご覧いただけます。
     ⇒ https://research.rakuten.co.jp/report/20091124/



【調査概要】
調査エリア  :全国
調査対象者  :20-69歳男女
回収サンプル数:1,000サンプル(性別×年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間   :2009年10月23日-25日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社


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