□ | 2008年6月30日 |
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組織改正のお知らせ |
楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、 以下 楽天)は、2008年7月1日付で下記のとおり、さらなる成長に向けて意思決 定の一層のスピードアップと業務の効率化を図るため、組織のスリム化、フラッ ト化を柱とした組織改正を実施しますのでお知らせいたします。 記 1.組織改正(7月1日付) 楽天は、2006年11月1日付で「Growth Management Program:グロースマネージ メントプログラム(GMP)」を導入し、経営管理区分を事業単位のビジネスユニッ ト(BU)制に改組しBUごとに収益性、成長性を管理することで、“楽天グループ 全体像の把握”(見える化)を推進してきました。その結果、楽天グループの成 長戦略を明確化し、インキュベーション(新規)事業の育成および戦略的な分野 への重点投資を効果的に実行してきました。 今回の組織改正では、これまでの実績と成長性をもとに、事業の一層の“選択 と集中”による効率化を推進します。また、組織の階層を減らしフラット化する ことで、ムダの排除と意思決定の迅速化を図ります。 具体的には現在の33BUを、9BUと新設の2グループに再編します。既存のBUを 「事業」に改称し、各事業を戦略的な観点から領域の類似性や親和性を考慮して 9つのBUとして束ねます。また、見える化による管理を継続して行い、成長過程 にある事業ならびに揺らん期の新規事業を戦略的に投資・育成していくことをよ り明確化するため、「グロースグループ」と「インキュベーショングループ」の 2グループを新設し、該当事業をそれぞれ両グループのもとに置きます。これに より、統合によるスケールメリットの享受、各事業の成長スピードアップが可能 になります。 管理・開発部門については、「本部」制から「部・課」に変更しスリム化して いきます。これまで本部に属していた開発部隊は、事業規模や収益性、成長性を 踏まえて各BUに配置し、現地・現物による開発業務の体制を敷くことで生産性向 上を図っていきます。 今回の組織の大幅なスリム化、フラット化により、効率的な組織運営を推し進 め、楽天グループのさらなる成長を目指してまいります。 組織再編の概要は以下の通りです。 1)既存のビジネスユニット(BU)を業種などでグループ化し、新BUとして再編する。 2)既存のBUを「事業」、そのまとまりを「BU」とする。 |
3)新組織体系 ──────────────────────────────────── ■新BU:EC BU ■BU長:代表取締役会長兼社長・三木谷 浩史 ■主な「事業」:楽天市場事業 ビジネスサービス事業 デリバリー事業 オート事業 国際市場統括事業 物流事業 ──────────────────────────────────── ■新BU:コンテンツBU ■BU長:取締役常務執行役員・鈴木 尚 ■主な「事業」:インフォシーク事業 コンテンツ事業 ブログ事業 ──────────────────────────────────── ■新BU:パッケージ&エンタメBU ■BU長:鈴木 尚 ■主な「事業」:パッケージメディア事業 チケット事業 メディアレンタル事業 ──────────────────────────────────── ■新BU:広告BU ■BU長:取締役常務執行役員・島田 亨 ■主な「事業」:広告事業 リンクシェア Rakuten USA ──────────────────────────────────── ■新BU:プロスポーツBU ■BU長:島田 亨 ■主な「事業」:プロスポーツ事業 ──────────────────────────────────── ■新BU:電話BU ■BU長:島田 亨 ■主な「事業」:電話事業 ──────────────────────────────────── ■新BU:トラベルBU ■BU長:執行役員・岡武 公士 ■主な「事業」:トラベル事業 ──────────────────────────────────── ■新BU:証券&投資BU ■BU長:代表取締役副社長・國重 惇史 ■主な「事業」:証券事業 投資事業 ──────────────────────────────────── ■新BU:クレジット&ペイメントBU ■BU長:國重 惇史 ■主な「事業」:KC事業 パーソナルファイナンス事業 ──────────────────────────────────── ■新グループ:グロースグループ ■主な「事業」:リサーチ事業 人材事業 ゴルフ事業 ──────────────────────────────────── ■新グループ:インキュベーショングループ ■主な「事業」:バンキング事業 競馬事業 保険事業 モーゲージ事業 オークション事業 ダイニング事業 プロパティマネジメント事業 楽天・ファスト ──────────────────────────────────── 以上 |