2004年4月 26日
楽天株式会社

現代サラリーマン・OLの「夢の職業」調査
「夢の職業」男性No.1は「システムエンジニア」
女性No.1 は「ツアーコンダクター」
大人の夢  “男性は没頭型”“女性は世話焼き型”

 楽天株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史)が運営する外注先検索サイトの「楽天ビジネス」は、現代サラリーマン・OLの「夢の職業」について、全国の20歳以上49歳以下の会社員男女325人にインターネットで調査を実施しました。
 長引く景気の不透明感の中で、年功序列・終身雇用のシステムはすでに過去のものとなり、「働き方」が多様化しています。このような時代に、働く大人達はどんな夢を抱いているのかを今回明らかにし、また、彼らの描いている夢の姿から、現代会社員の仕事に対する意識を分析しました。
現代サラリーマン・OL 夢の職業ランキング
以下URLからご覧下さいませ。
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1.現代会社員の夢は“しっかりスキル型” お金の指南役に人気
男女ともランキングの上位には、資格を必要とするもののような、スキルが「形」として見える職業が多く並んだ。全体の9割が資格や専門的な知識を必要とする職業に魅力を感じていて(図1)、それを裏付ける結果となっている。中でも、年金の問題など身近なお金に関する意識の高まりを反映してか、「ファイナンシャルプランナー」「社会保険労務士」「税理士」など“お金の指南役”となる職業が人気だ。
現代の会社員にとってなりたい職業の必要条件は特殊な才能ではなく明確なスキルであり、“身の丈サイズ”で夢を見る傾向が強いようだ。
図1 URL: /pr/2004/0427/02.gif
2.男性は自分の世界追求、女性は他人の世話を焼く職業が人気
 男性の傾向としては、1位の「システムエンジニア」が全世代を通じてトップだった。その他、「ゲームクリエイター」や「研究者」「飲食店経営」など、自分の世界を探求・表現するような没頭型の職業がランクインしている。
全般的に会社員らしい現実的な職業が多いのに対し、40代では、「カメラマン」「料理人」「パイロット」といった“夢らしい夢”が多く見受けられた。この世代では、会社員としてのキャリアやポジションも安定し、自分の世界を探求しつつも、趣味の延長や憧れといった要素が強くなっていると考えられる。
 一方、女性の傾向は、1位の「ツアーコンダクター」をはじめ、「アロマセラピスト」「カウンセラー」など、対人型の世話焼き型職業が多いことが特徴だ。
男性に比べて感性を重要視する職業が多い女性だが、30代は資格を必要とする職業が目立つ。それは、世代的に中堅的なポジションになり、会社から相応の役割も与えられるようになって、実践的な新たなキャリアを模索し始めているためではないかと考えられる。
参考URL: /pr/2004/0427/03.gif
3.男性は独立志向旺盛、女性は会社員のままで副業を望む
 会社員からの転身や独立への意向についても聞いてみたところ、男性は、全世代を通して独立志向が高く、54%の人が会社員を辞めて独立したいという意向を持っている。
一方女性は、会社員のままでいいという人が72%に達し、うち21%の人が、会社員を続けながら副業したいという意向を持っていて、「ちゃっかり兼業」型の夢を抱いている人が多いようだ。
4.夢の実現は「コミュニケーション」が鍵
 夢を実現するための独立の際には、「資金」「専門知識・スキル」「人脈作り」が大切であると感じている人が多いことが分かる。(図2)他にも「新たな顧客・取引先開拓」や「協力してくれる仲間」といった項目も含めると、お金や自分自身のスキルばかりでなく、人とのコミュニケーションが大切であると感じているようだ。
図2 URL: /pr/2004/0427/04.gif

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※本件に関する詳しいアンケートデータは以下からご覧いただけます。
URL:/pr/2004/0427/brakutendata040423.pdf

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