□ | 2003年4月4日 |
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インターネットショッピングモール「楽天市場」を運営する楽天株式会社(本社 東京都目黒区・代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史・以下 楽天)は、この度、福岡県福岡市にてEコマースセミナーを開催いたします。 当セミナーでは、長引く不況をインターネットにより打破していただくために、実際にインターネットショップ運営に成功している出店者様のノウハウを紹介し、ネットショップについての理解を深めていただくことを目的としております。今回は、実際に出店者様より生の声を伺いながら、初めての方でもご理解いただけるように、「開店に必要な要素」や「開店後の運営ノウハウ」までをわかりやすくご説明いたします。 福岡県における楽天への出店者数は現在164社。今後はさらにインターネットを通して、各企業をエンパワーメントしてまいりたいと考えております。以下、当セミナーの詳細となります。
★店長プロフィール★ 店長の山本一樹様は、某メーカーにて3年間経理をご担当後、実家が経営される九州車輌販売有限会社に入社。同社は大牟田市を中心に約24万人の商圏で自転車販売台数トップシェア40%を誇る創業40年の老舗。スタッフはご両親を含め10名ですが、ネットショップは山本店長お一人で担当されていらっしゃいます。 (以下 出店者様談) ◆店舗オープン時、競合サイトは全部見ました! 楽天市場に出店した当初、まず最初にやったことは競合他社サイトの勉強です。その当時、楽天市場には自転車で約30件が出店していました。その一つ一つを見て、「実際に商品には触れることができないインターネット上で、いかにお客様にその商品を欲しいと思っていただくか」を考え続けました。その結果、我々が自転車に注ぐ愛情をお客様に伝えることが肝心であることに気づいたのです。ごくごく当たり前のことですが、これがなかなか難しいものです。私は実物から撮った写真や実際に乗車した際の感想、商品の特徴などを丁寧にページ上で説明することに注力しました。 次に、お客様にお店の存在を知っていただくこと、すなわち「集客」に力を注ぎました。具体的には、懸賞やオークションなど、お客様が参加しやすい企画を積極的に行ったのです。その結果、企画にご参加いただいた方が、通常販売の商品も徐々に購入して下さるようになり、ネット販売全体での売上へと結びついてきました。 ◆お客様との信頼関係こそが売上を伸ばす秘訣! ネットショップは直接の対面販売ではありませんが、親近感と信頼を持っていただきさえすれば通常の販売と変わることはありません。そのため、私はまず自分の顔をページにいっぱい出しました。「こいつが売ってるなら買っちゃろ」と、一人でも思っていただければいいと思いまして(笑)。 信頼関係がお客様との間に生まれたら、自社商品に興味を持って下さったお客様のメールアドレスに対し、今度は店の商品情報やキャンペーン情報などを載せたメールマガジン(メルマガ)を発行します。すると、メルマガの発行部数に比例して商品も売れるようになったのです。メルマガを発行する対象者を、様々な条件に応じて抽出すれば、これこそ効果的な販促ツールと言えるでしょう。 楽天のシステムは便利なデータ管理ツールとして、またECコンサルタントは、効果的な集客や販促を行う上で大変助けられています。 ◆年商5,000万円を目指して! 「ネットで自転車が売れるわけがない!」そう周囲から言われながら昨年2月に始めたネットショップでしたが、「そんなことはない、売れるんだ!」と信じてやってきた甲斐があり、現在は出店当初に比べ月商も約7倍に増えました! 今年の目標は年商5,000万。決して楽な数字ではありませんが、実店舗同様のサービスと新たな企画などによって、コアユーザと新規ユーザをどんどん増やしていきたいと思っています。
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