□ | 2002年12月18日 |
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楽天株式会社(本社 東京都目黒区 代表取締役会長兼社長 三木谷浩史 以下 楽天)は、住友商事株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 岡素之 以下 住友商事)とTerra Lycosグループとの合弁で、ポータル事業を運営するライコスジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 吉田和男 以下ライコスジャパン)の第三者割当増資を引受けるとともにTerra Lycosグループの株式譲渡を受けて、筆頭株主として経営に参画することとなりました。 楽天ではインターネットショッピングモールの「楽天市場」を中核として、ポータル事業を運営する株式会社インフォシーク(東京都目黒区 代表取締役社長 森学 以下インフォシーク)をはじめとする各種サービス事業を展開しており、総合インターネットサービス企業を目指しております。 とくにポータル事業においては会員を持つだけでなく、「楽天市場」へのトラフィック誘導を図る事でEコマースを提供する場と位置付けており、同事業を拡大することにより、幅広いインターネットユーザー層を取りこむことを目指しております。 今回のライコスジャパンの子会社化により、グループ内でポータル事業を営む子会社はインフォシークに続き2社目となりますが、コンテンツ共有化といったサービス面での協調が期待できるとともに、それぞれのユーザー層は、ライコスジャパンが女性・若年層、インフォシークについては男性ビジネスマンが比較的多いことから相互補完的な関係にあるといえ、楽天市場へ誘導できるトラフィックの裾野がさらに広がることから、一層の業容の拡大が期待できます。 楽天は、この度のライコスジャパンへの事業参画を手始めに、住友商事の事業会社でブロードバンドコンテンツ配信サービスを提供するアルファブリッジ株式会社(東京都千代田区 取締役社長 中井戸信英)など、住友商事の展開する各種ブロードバンドインターネット関連ビジネスとの業務提携を検討すると同時に、 楽天、住友商事、Terra Lycosグループの3社間において、広範囲に渡るグローバルな業務提携の可能性を模索することで合意し、更なる事業の拡大を目指して参ります。 【関連URL】
【資 料】 1.子会社となる会社の概要
2.異動の前後における当社の所有にかかる子会社の議決権の数及び議決権の総数に対する割合
3.異動の内容及びその年月日 (1)内容 Lycos, Incより6875株、Lycos Business Trust Iより5000株 をそれぞれ取得。ライコスジャパン株式会社が行う第三者割当増資によって発行する109,625株を全株取得。 (2)異動年月日
4.取得金額 株式譲受、第三者割当増資合計で12億円 |