2002年9月13日

楽天 グリーティングカード配信事業最大手の
ワイノット株式会社を子会社化

 楽天株式会社(本社 東京都目黒区 代表取締役 三木谷浩史 以下 楽天)は、インターネットによるグリーティングカード配信サービス最大手のワイノット株式会社(本社 東京都千代田区 代表取締役 黒坂三重 以下 ワイノット)を子会社化することになりました。

 ワイノットのグリーティングカードサービスは、独自サイト(http://www.ynot.co.jp/)だけで約280万人超の会員を有し、そのユニーク率も93%と非常にコアな会員獲得実績をあげています。また、上記サービスに加え大手ポータルサイト及び企業に対して、グリーティングカードサービスをOEM提供しています。ワイノットのグリーティングカードは、Macromedia Flash(※)を活用したアニメーション(動画)eカードに特徴があり、2001年クリスマスから2002年の年賀状においては、約1,000万通の配信実績を記録するなど、多くのユーザーから支持を頂いております。


(※ インターネット上で再生するために最適なコンテンツを制作可能なソフトウエア。この作成されたコンテンツを再生するためのFlashプレーヤの普及率はインターネットユーザーの98%まで浸透しています。)

 一方、楽天においては、1998年12月より、インターネット上でグリーティングカードを送付できる「楽天グリーティングサービス」を提供しており、2001年11月からは、グループ会社である総合ポータルサイトのインフォシークへもOEM提供を行なってまいりました。同サービスは、国内でも有数のグリーティングカードサービスに育っております。
 楽天グループとしては、今後もグリーティングカードサービスを強化していく方針ですが、今回のワイノットの子会社化により、下記の点でより一層、相互の親和性が発揮できると考えています。
 
1) ワイノットの提供しているグリーティングカードサービスを、楽天及びインフォシークの会員にも提供することで、より幅広いサービスをユーザーに提供することが可能となります。
2) ワイノットのサービスを楽天及びインフォシークがOEM提供を受けることで、日本国内の大手ポータルのほとんど全てに対し、ワイノットのサービスが提供されることになり、当該事業における、『Ynot』ブランドの浸透を図ることが可能となります。
3) ワイノットは、ユーザーの約70%が女性で、アニメーション(動画)eカードといったエンターテイメント性が高く、コミュニケーションを好む幅広い層に広く支持されています。本来、カードを送る際には、同時に、ギフト需要もあるものと推測され、ショッピングサービスを展開している、楽天、インフォシークとの連携は、相互に大いに有効的であると考えております。
4) また、先般、楽天の子会社となりました、株式会社サイドビー・ネットワークによって運営されている「よせがきコム」(特定の人に複数でメッセージを寄せ、インターネット上でよせがきを贈呈するサービスを提供)との連携も可能となり、より一層の効果が期待できます。

【関連URL】
楽天株式会社「楽天市場」 https://www.rakuten.co.jp/
ワイノット株式会社「ワイノット」 http://www.ynot.co.jp/
株式会社インフォシーク「インフォシーク」 https://www.infoseek.co.jp/
株式会社サイドビー・ネットワーク「よせがきコム」 http://www.yosegaki.com/

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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