2001年4月16日

オンラインブックショップの「楽天ブックス」がブックショッププラットフォーム事業を開始

 オンラインブックショップ「楽天ブックス」(http://books.rakuten.co.jp/ )を運営する楽天ブックス株式会社(東京都目黒区,代表取締役:杉原章郎,以下楽天ブックス)は、2001年4月中旬よりブックショッププラットフォーム事業を本格的に開始いたします。これは、有力なコンテンツパートナーと共同でパートナーサイトのブランドによるインターネット書籍販売サービスを運営する事業です。

 すでに、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の運営するインターネット接続サービス「OCN( http://www.ocn.ne.jp/ )」,日本テレコム株式会社の運営するインターネット接続サービス「ODN(http://www.odn.ne.jp/ )」を始めとする複数の大手ポータル・情報サイトが参加を表明しています。

 ブックショッププラットフォーム事業は、楽天株式会社(東京都目黒区,代表取締役社長:三木谷浩史,以下楽天)及び、楽天ブックスで培ったECのシステム技術・運営ノウハウを拡張し、コンテンツパートナーサイトとそれぞれのサイトのブランドで共同インターネット書籍販売サービスを運営する事業です。

 楽天ブックスでは、インターネットブックショップとしては珍しい形態の「支店の出店」を急速に展開する予定で、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズのOCN,日本テレコムのODNに対しての提供が第1群となります。単純な検索結果からのアフィリエイトを展開している他社とは差別化をはかり、パートナーのブランディングに配慮しつつ、楽天ブックス名義でオンライン書籍販売業務を担当することで、企画ページやパートナー独自のコンテンツからの書籍販売への誘導も可能となり、更なる販売機会の拡大を目指します。

<主な特徴>
・複数ブランドのインターネット書籍販売を運営するBtoBtoC事業です。
・コンテンツパートナーサイトは、ブランディング及びマーケティングを行い、楽天ブックスが、書籍データベースの運営・維持、インターネット書籍販売に関する運営全般を受け持ちます。書籍データベースを共通とすることで、どのコンテンツパートナーサイトでも楽天ブックスの持つ日本最大級(約45万点)の在庫を閲覧することができ、さらに在庫の無い商品も含め、一般的に流通している書籍(約60万点)のほとんどについて注文可能となります。
・一方で、コンテンツパートナーサイトのニーズに応じて、コンテンツパートナーユーザー限定の特集やイベント、及び画面デザイン対応などカスタマイズを随時行ってまいります。
・書籍販売という全方位的なサービスを加えることにより、各コンテンツパートナーサイトの活性化はもちろん、楽天ブックスでは、楽天市場で培われたインターネット通信販売の安全性・信頼性・利便性を提供いたします。
・楽天ブックスが今後開発する全ての新機能を順次搭載し、各コンテンツパートナーサイトにも反映することで、常にユーザにとって魅力があり、コンテンツパートナーサイトにとっては競争力のある最新鋭のインターネット書籍販売サービスを提供していきます。

このブックショッププラットフォーム事業への進出により、楽天グループの自社ブランド「楽天ブックス」と有力コンテンツパートナーが参加する本格的なブックショッププラットフォームの両方を持ち、その相乗効果により、新刊書籍販売市場を拡大し、楽天ブックスそのものの成長を求めるという極めて珍しい形態のオンラインブックショップとなります。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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