Rakuten Font

Rakuten Font

Unique, yet unified
楽天ブランドの統一性と多様性の双方を表現する、5種類のフォント

楽天はグローバルにおいて、多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しており、ユーザーや社会に向けて様々なメッセージを発信し、ブランド価値の向上を図っています。その一環として、チーフクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏監修のもと、楽天デザインラボが中心となり、『Rakuten Font』を開発しました。4種類の欧文フォントに加え、新たに日本語フォントも開発し、既存のブランド資産との一貫性を保ちながら、独自のフォントを用いることで、グループのサービスの多様性やユニークさを柔軟に表現します。

楽天デザインラボについて

Rakuten Sans JP

楽天の“Tone of Voice”を体現する日本語フォント『Rakuten Sans JP』

数多くのサービスを提供する楽天では、あらゆるタッチポイントにおいて一貫性のある“楽天らしい”表現をするために、Optimistic、Embracing Challenges、Warm、Fun、Honest からなる“Tone of Voice”を定めています。フォントデザインは、文字や文章が与える印象に直結します。『Rakuten Sans JP』は、楽天らしい文字表現を実現するために、私たちの“Tone of Voice”を体現するよう、細部にもこだわってデザインされています。

Rakuten Sans JP Light
Rakuten Sans JP Regular
Rakuten Sans JP Medium
Rakuten Sans JP Demi Bold
Rakuten Sans JP Bold

欧文フォントとの親和性と、読みやすさに配慮したフォントデザイン

日本語フォント『Rakuten Sans JP』の開発にあたっては、先行でリリースされていた欧文フォントとの親和性に配慮して制作されました。とくに欧文のサンセリフ・フォント『Rakuten Sans』から開発コンセプトやデザインのディテールを継承し、統一感のあるデザインに仕上げています。また、文字サイズの大小や、オンライン・オフラインなどの媒体を問わず、さまざまなタッチポイントでも読みやすい文字となるよう設計されています。

読みやすさに配慮したフォントデザイン

幾何学的なプロポーションをベースに、広めのカウンターや鋭角な“はらい”など『Rakuten Sans』のコンセプトを継承

楽天ロゴの骨格をベースに生み出された、 4種類の欧文フォント

基本形となるSans、上品さを表現するSerif、楽しさや可愛らしさを表現するRounded、力強さを表現するCondensed。それぞれ異なるトーン&マナーを持った4つのフォント。用途に応じて最適なフォントを用いることで、楽天ブランドを統一的に表現しながらも、表現の幅を広げ、ユーザーに対してより伝わりやすいイメージで、メッセージを伝えます。

文字の判別がしやすく、あらゆる用途において読みやすいフォント

『Rakuten Font』は、高い判別性と可読性を追求してつくられています。例えば、文字のサイズが小さい時には、小文字の “a” は、“o” と見分けにくくなることがあります。
『Rakuten Sans』には、“a” と “g” のデザインを2パターン用意し、柔軟に切り替えられるようにしています。小文字の高さについても、さまざまなシチュエーションを想定し、細かな検証を重ねており、Webやアプリ、印刷物など、あらゆる場面において読みやすいデザインとなっています。

「a」「g」 「a」「g」

Rakuten Sansにおける1階建てと2階建ての "a" と "g"

ロンドンのフォントスタジオ Dalton Maag社とのコラボレーション

欧文フォントの開発は、これまで世界的にも有名な多くの企業のフォントを開発してきたロンドンのフォントスタジオ Dalton Maag社とのコラボレーションにより実現しました。楽天のデザイナー・ブランド担当者とのワークショップや議論を通じ、楽天ブランドについての共通認識を深め、ゴールを明確に設定することで、“楽天らしさ”を表現するフォントを完成させました。

プロジェクトを監修したチーフクリエイティブディレクタ―佐藤可士和氏とDalton Maag社Chairmanの Bruno Maag氏による対談動画をご覧ください。

Kashiwa Sato × Bruno Maag