RAKUTEN

Echoes 〜未来へ響き合う想い〜

私たち楽天が実践している社会貢献活動は、従業員を始めビジネスパートナーやお客様、行政、NPOなど多くの方々と一緒に取り組んでいます。ここでは活動に関わることで、“エコー=こだま”のように参加者の心に跳ね返ってきたエピソードをストーリー形式でお届けします。

vol.03_『楽天のクラウドファンディング』×楽天市場 事業開発部 山口高志

お客様と楽天市場ショップが共に取り組むあたらしい課題解決のカタチ

初めて知るイノシシ被害の実態

テレビでも時折見かけるイノシシの農業被害のニュース。とはいえ、都会で暮らしていると、なかなか実感がわくものではない。楽天市場で新規事業を担当する山口高志も例外ではなかった――。

楽天市場でこだわりのランを販売する「森水木のラン屋さん」。ショップを運営する宮川さんのもう一つの顔は、熊本県の『農家ハンター』の共同代表である。日本全国でイノシシの農業被害が増える中、宮川さんの地元・熊本県でも被害が拡大し、農業を諦める農家が続出していた。そんな現実を前に、若い農家仲間50人が立ち上がったのが『農家ハンター』だった。
イノシシも自然の一部。ただ数を減らせばいいわけではなく、貴重な命を有効に活用したい。そんな思いで、イノシシ捕獲用の「箱罠」を購入するためのクラウドファンディングを、楽天市場を利用して行うこととなった。

楽天でこのクラウドファンディングの事業を担当する山口高志は、大阪出身。コンサルティングファームを経て、2016年、楽天に入社。楽天市場のアセットを活用した新規事業開発を行っている。
「大阪で育ち、東京で仕事をする中で、恥ずかしながら、年間200億円ともいわれる鳥獣被害や、さらにその約4分の1がイノシシ被害で発生しているということは全く知りませんでした。 イノシシ被害解決のモデルケースをつくり熊本から全国に届ける、というくまもと農家ハンターの強い想いとその行動力を知って、私自身ドキドキしましたし、直接は関われなくてもクラウドファンディングを通じて応援したいと思いました。」と語る。

想いを持つ人と人をつなぐ

クラウドファンディングで支援頂いたお客様には、農家ハンターのメンバーが育てた自慢の農作物をお届けすることとし、「箱罠」プロジェクトへの応援を募ったところ、目標金額を上回る金額が集まった。
お客様からのレビューには、たくさんの温かいコメントが寄せられた。

『イノシシさんもこれ以上悪さしないでもらいたいですね。森水木さまもお花だけでなく、色々なことに関わっておられて素晴らしいことですね。これからも頑張ってください。』
『熊本支援を考えていた折り、ふるさと納税ではなく、耳にしたことのある「クラウド・ファンディング」を楽天で出来ると知り、少額ですが申し込みました。「何かお役に立ちたい」「還元してもらえると嬉しい」という思いを満たしてくれる、このような商品は今後増えていくと思います。熊本ファーマーズがんばれ!』
『生産者さんの説明もあり、顔の見える支援ができてうれしく思います。今後ジビエ料理などに発展したり、他のモデルケースとして広がることを祈っています。』

農家ハンターのように、想いをもち真剣に取り組む方々がいて、その取り組みに共感しそれを応援しようとする方がいる。それぞれを「つなげる」ことがとても重要で、楽天の社員として、もっと「つなげる」ことに貢献していきたい。寄せられたコメントを読んで、山口は改めて思った。
今回はイノシシ被害という課題だったが、日本には、他にも様々な地域に様々な社会課題があるはず。その解決につながる取り組みや、多くのお客様に喜ばれる新商品づくりなどのチャレンジを、今後も楽天市場の仕組みを通じて応援していきたい。農家ハンターのプロジェクトを経験した今、そう考えている。

『楽天のクラウドファンディング』とは

楽天市場ショップの新商品開発や社会課題解決などの様々なチャレンジをお客様が支援することで実現する『楽天のクラウドファンディング』。「買う人」、「売る人」という一般的な販売の関係を越えて、お客様と店舗様がともに取り組むことができる場所を目指しています。

くまもと☆農家ハンター

イノシシ被害から農作物を守りたいと、熊本の若手農家が結成した「くまもと☆農家ハンター」。第1回のクラウドファンディングで集まった資金をもとに「箱罠」を購入。第2回のクラウドファンディングでは、箱罠にIoT機器を搭載し、持続可能なイノシシ監視の仕組みづくりを目指しています。

狩猟歴15年を誇る農家ハンター共同代表・一瀬さんの田んぼも2016年秋、イノシシによる被害を受けました。

「日本の農作物を守るために何ができるか?」農家ハンターのメンバーたちは、皆で車座になってアイディアを出し合いました。

はじめてのイノシシ捕獲。現場に駆けつけると、なんと75キロもある大きなイノシシでした。

第1回プロジェクトでは目標金額を達成し、「箱罠」を購入。第2回では、箱罠にIoT機器を搭載することを目指します。

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