Taka

ユーザー視点、現場視点で、満足度の高い
AIチャットサービスを生み出す

Taka
2011年 新卒入社
ECマーケティングビジネスサポート
勤務地:仙台支社

経歴

入社後、仙台支社に配属。スタジアム遺失物管理の設計開発運用を担当。その後、RMSと「楽天市場」の店舗様のシステムをつなげるRMS WEB SERVICEのポータルサイト、受注などを通知するシステムイベント通知サービスの開発運用を担当。
2016年から、「楽天市場」お問い合わせチャットのサービス立ち上げから運用・改善、さらにはカスタマーサポートセンターの業務改善や、他事業へのチャットサービス拡大を行っている。

Why Rakuten地方を元気にする、という楽天の理念に共感

楽天というと、「楽天市場」のイメージがあり、就職活動を通じて、楽天がなぜ「楽天市場」を展開しているのか、その背景を知りました。それは、地方を元気にしたい、ということ。私自身、和歌山の出身ですが、故郷の商店街が寂れていくことを心配していました。

インターネットを通じて人々に新しいものと出会う場を提供し、地方の店舗様とたくさんのユーザーをつなぎ、日本を元気にする。エンターテインメント、エンゲージメント、エンパワーメントの要素があり、インターネットを使って地方を盛り上げる。

情報システムのスキルを獲得して、社会に役立てたいという気持ちを持っていましたので、楽天の理念に感銘を受け、その力に少しでもなれたら、自分もこんなサービスを作れたら、と思いました。

もうひとつ、私はずっとバレーボールをやっていたのですが、社長の著書『成功のコンセプト』に書かれていたことが、全国大会に出場する過程で感じたことと、とても合致していました。読む進めるたびに、「そうだよね」という思いを強くして、この会社は自分に合いそうだ、と思ったことも大きいです。

圧倒的なデータをもとに、チャットサービスを手がける

「楽天市場」のユーザーからの問い合わせなどに対応していく、チャットサービスの運用・改善です。FAQやポイント情報、配送情報などで、AIを使って自動応対するチャットボットも手がけています。

目指しているのは、「楽天市場」でのユーザーのお買い物体験の満足度を技術的解決を持って最大化させることです。安定的なサービスはもちろん大切ですが、それ以上にサービスの本質の「ユーザーに満足してもらう」という部分にコミットしていきたいと考えています。

また、サービスのユーザーには、コールセンターの方々も対象になります。そこで、エンジニアである私たちも、定期的にコールセンターに直接出向き、開発したツールに対する現場の生の声や、使われ方を直接、見たり、使い心地を尋ねるようにしています。これまで仙台、札幌、沖縄のコールセンターを訪問しました。

課題点やアイディアを持ち帰り、どうすれば改善できるのか、実現できるか、議論するなど、日々、現場を第一に考えて開発と向き合っています。

チャットボットの開発でも感じることですが、やはり驚かされるのは、データ量の圧倒的な多さです。楽天には電話・メール・チャット・チャットボットなど様々なチャネルからたくさんのお問い合わせが寄せられています。その寄せられた問い合わせ内容を元に分析行い、そこからチャットボットの会話の改善につなげています。

所属チームについて技術はツール。ユーザーや現場が使うことを最も大事にする

現在は外部スタッフを含めた4人のチームメンバーの、リーダーを務めています。雰囲気は和気藹々ですが、みんなに共通しているのは、ユーザーや現場が使うことを最も大事にする、という意識です。必ずここから議論を進めます。

技術はとても大事ですが、あくまでツールです。新しい情報をキャッチアップしたり、導入を検討することはもちろんありますが、それは慎重にやらなければいけない。導入が目的なのではなく、ユーザー視点で満足度を上げられるのかが大事だからです。

ただ、技術をおろそかにする、ということではありません。技術力も大事。なぜなら、技術力がなければ、課題を解決できなくなるからです。その意味で、技術力も持ちながら、対象ユーザーのリテラシーにも強くなることが求められると思っています。AIにしても、あくまで機械が補うという目的で使っています。だからこそ、しっかり仕組みを理解しないといけない。

その意味で、エンジニアや事業などの分け隔てなく、一緒に良いサービスを作ろうとする思いが、強いチームを生み出すのだと思っています。コールセンターなどの現場によく行くこともあり、メンバーとは一緒に食事をしながらサービスについて熱く語り合ったりすることも少なくありません。現場との心理的な距離が近いチームだと思います。

ユーザーの生の声やチャットサービスの使われ方からは、いつも新しい発見があります。なぜ、そのような使い方がされたのか。なぜユーザーはそのように感じたのか。あるいは、もっと業務を技術的に効率化できないかなど、本当のニーズに対して、とことん考え、そこから戦略的に解決策を講じるようにしています。

ですから、現場の方からの「ありがとう」や「助かっています」の声が一番のやりがいであり、ガッツポーズの瞬間です。これからも、さらにたくさんの「ありがとう」をいただけるよう頑張っていきたいです。

リーダーたちのエネルギーがハンパない

これは入社直後にも驚いたことですが、経営陣やリーダーのエネルギーがものすごいということです。エネルギッシュに、ぐいぐい社員を引っ張っていく。そこに社員もついていって、一人ひとりも大きなエネルギーを発揮する。エンジニアも同様で、だからこそ、もっといいものを作り出さないといけない、ユーザーに届けないといけない、というプロフェッショナリズムも生まれているのだと思いました。

ちょうど入社したときに英語公用語化が始まりましたが、このときも役員はじめ、やり遂げようとするエネルギーは大変なものでした。高い目標を掲げ、役員自ら目標をどんどんクリアしていった。その姿を見ていると、英語は苦手だ、どうしよう、などとのんびりしているわけにはいかない、と私も刺激を受けました。英語を頑張る原動力の一つになりました。

バーベキューから「いも煮会」、楽天スタジアムも

様々な部門が一つのフロアで働いているので、他の部門の方々とのコミュニケーションが取りやすいという点は、とても魅力的です。私は、東日本大震災直後の配属でした。今も覚えているのは、みんなで東北を盛り上げよう、という当時の仙台支社の熱い雰囲気です。これは、今も忘れられません。

もともと仙台支社は、開発拠点として始まりました。それもあって、仕事は自ら作るものだという意識が大きく、配属当初から諸先輩方がそれを体現されていました。このアグレッシブな考え方や動き方にも、大きな刺激を受けてきました。

プライベートも、楽しんでいます。バーベキューもみんなでよくやりますが、秋には東北支社ならではの「いも煮会」が開催されます。東北はお祭りが多いので、あちこち見に行きます。冬はスノボを楽しみ、温泉が好きなので温泉も満喫しています。

ずっとやっていたバレーボールをやりたくて、地元のチームと出会うことができました。妻とは、そこで出会いました。楽天スタジアムでの、野球観戦も楽しいですよ。

モットー

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