カルチャー
CULTURE
社会に新しい価値を生み出す企業であるために
楽天に息づく企業文化。そのルーツは、創業以来から続く事業創出への想いにあります。楽天は、社会に新しい価値を生み出す「イノベーション」を興し、「人々と社会をエンパワーメントする」ということを大切にしてきました。年齢や性別、国籍などを問わず、自ら未来を拓こうとする人にチャンスがあります。多様な人材・事業が、共通の企業理念のもとで有機的に混ざり合うことで、独自かつ多彩なカルチャーが育まれています。
DIVERSITY
一人ひとりの才能・意欲を育む「ダイバーシティ」
楽天では多様性こそがイノベーションの原動力であると考え、ダイバーシティ推進を最優先の企業戦略のひとつに据えています。
世界100カ国・地域からユニークで多様な文化的背景や価値観を持つ優秀な人材が集まり、世の中をエンパワーするため日々「One Team」となって働いています。
社内カフェテリアにはベジタリアン、ハラル対応のメニューを用意。礼拝所(Prayer room)もあります。
また、仕事と育児の両立支援や、障がい者雇用・活躍促進も積極的に実施。
社内のLGBTQ+(※1)当事者やアライ(※2)と連携した全社への啓発活動も進めています。
誰もが自分らしさを最大限に発揮しながら働くことができる。
それが、楽天が目指しているダイバーシティの姿です。
- (※1)LGBTQ+
- レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングもしくはクィアの英語の頭文字を並べた言葉です。
ここでは、LGBTQ+に限らず、多様な性のあり方を尊重する意味で使用しています。
- (※2)アライ
- 英語で「同盟、支援」を意味する「ally」が語源で、
LGBTなどの性的マイノリティの権利擁護を支援する立場を明確にしている人を指す言葉として用いられています。
RAKUTEN SHUGI
成長を続けるための「楽天主義」
楽天は創業以来、新しいビジネスモデルやサービスを創出し続けることで、世界に新たな価値観や選択肢を提示してきました。
これを可能にしてきたのが、『楽天主義』(※)という共通の価値観・行動指針です。一人ひとりがアントレプレナーシップ(実業家精神)を持ちながら、社会に貢献し続けるための共通言語となっています。
ここでは、「楽天主義」が体現された様々な取り組みをご紹介します。
- (※)楽天主義
- 楽天グループのあり方を明確にすると同時に、全ての従業員が理解し実行する価値観・行動指針。「ブランドコンセプト」「成功のコンセプト」の2つで構成されています。
ASAKAI
ASAKAI(朝会)
一人ひとりが楽天というフィールドを通じて能力を余すところなく発揮し、社会に貢献するためには、会社の現状や方向性を把握し続けること、世界のトレンドや最新技術を吸収し続けることが不可欠です。
これを組織全体で行う仕組みが、毎週開催している「朝会」です。朝会は、週に一度行う全社員参加の会議で、各事業の設定目標への進捗や成功事例の「ヨコテン」(横展開)、全社横断的なマーケティング施策のレポート、テクノロジートレンドなどの情報を共有しています。
社員と三木谷のQ&Aセッションも行われます。
RAKUTEN AWARD
月に一度、会社に貢献した社員を表彰する報奨制度「楽天賞」。全社員で仲間の活躍を讃えるだけでなく、受賞者の成功事例から自分の仕事に取り入れられる要素を考え、学ぶ機会でもあります。成功の秘訣を惜しみなく共有しあうカルチャーが、グループ全体の発展・個人のキャリアアップを支えます。
CLEANING UP
朝会と同様に、楽天が創業以来続けているカルチャーとして、週に一度のデスク回りの清掃を行っています。清掃の目的は、“当事者意識”の醸成です。会社の仕事で自分に無関係なものはひとつもないこと、そういった当事者意識を忘れないために大切にしています。また、役職関係なく全員で同じ作業を行うことで、会社全体がチームであることを再確認する機会ともなっています。
プロジェクト6
組織が大きくなっても、「新しいビジネスを自ら興そう」とするアントレプレナーシップを持ち続けていく。そんな楽天創業時の精神を、組織づくりに反映したのが「プロジェクト6」です。創業初期、従業員わずか6人のベンチャーであった楽天の歴史に由来して、6人規模のスモールチームで新サービスを素早く開発、実行することを目指しています。
2012年頃に始まったこの試みは、その後、新規事業のインキュベーションを担う部署として組織化。今も、複数のチームが新サービスの開発・運営に取り組んでいます。
R-Pitch
「R-Pitch」は、アントレプレナーシップをグループ全体で活性化させるために2017年12月から始まった新規事業インキュベーション・プログラムです。社員が自分たちのビジネスアイデアの実現に向けて、チームを組成し、企画を作り上げていきます。
精査したアイデアを経営陣にピッチをし、認められた暁には資金が提供され、事業化を本格的に進めることができます。2019年には、R-Pitchから生まれた新規サービス「Rakuten Pasha」をローンチしました。
ENGLISHNIZATION
世界レベルでのビジネスを成功させるための「ENGLISHNIZATION」
英語は、グローバルビジネスの共通言語です。Englishnization(社内公用語英語化)は、日本国内外のグループ社員間の円滑な情報共有、世界の最新情報をスピーディに掴むこと、そして世界中から優秀な人材が集まり、一体感をもった競争力のある組織にしていくことを目指してスタート。移行開始宣言から5年後の2015年には、全社目標としていたTOEIC平均スコア800点をクリアしました。
この取り組みは、人材が多国籍化する社内の議論の深化はもとより、社外のトップエンジニア、ビジネスパーソンとの交流強化においても効果を発揮し、真のグローバル企業を目指す楽天の大きな成功事例となりました。
現在、さらなる取り組みとして、スピーキング研修やダイバーシティ研修などを実施し、グローバルリーダー人材の育成を強化しています。
COMMUNICATION
従業員間の自由な「コミュニケーション」を促進
楽天グループでは、ユニークな社内イベントや、自由度の高いクラブ活動制度を通して、従業員間のコミュニケーション促進を図っています。(いずれも参加は任意です。)
事業規模拡大により従業員数が増えていく中でも、ダイバーシティ溢れる環境でのコミュニケーションを楽しみながらイキイキと毎日を過ごしてもらいたいという思いを込めた、楽天らしいカルチャーです。
イベント
- Smile Summer Days
- 浴衣を着て出社・勤務可能な、通称「浴衣デー」。
- Rakuten Family Day
- 従業員の家族・友人・大切な方々を本社オフィスにご招待。食事や社内見学など様々なコンテンツを楽しんでもらいながら、日頃の感謝を伝えるイベント。
- Rakuten Halloween
- 従業員が思い思いのコスチュームに身を包み出社・勤務できるイベントデー。グローバルな仮装コンテストも実施。
- Smile Winter ‘Thank you week’
- 同僚・上司・部下への1年間の感謝の気持ちを伝えあうイベント。過去にはメッセージカード交換や、お笑い芸人を招いたライブの開催など。
- Rakuten Group Noukai
- 全国の楽天グループ従業員が一堂に会し、様々なプログラムを楽しみながら一年の労をねぎらう大忘年会。
クラブ活動「Rakuten Official Club」
個社・部署・役職・雇用形態の垣根を越え、同じ価値観や共通項を持つ従業員達が交流を持つことが出来るクラブ活動制度です。
2021年現在、およそ50のクラブが活動を行っており、テニス、サッカー、クリケット、サイクリングなどスポーツ系から、ジャパニーズティークラブ、グラフィックレコード、といった文化系、ストリートダンス、最新カルチャーのVideo Games & eSportsまで多種多様なクラブがあります。各クラブでは、成果やパフォーマンスを披露するイベントも定期的に開催しています。
※イベント・クラブ活動については新型コロナウイルス感染症の状況に応じてオンラインで開催しています。